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陶芸家の森の日々                      ~佐藤火圭(けい)ワールドへようこそ!

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陶板の話(byけい)

我が家では、毎日使っている食器があります。いえ、これは調理器具です、いや、やはり食器でしょうか。厳密にいうと、食器兼調理器具です。これが超便利なのですよね。フライパン代わりになんでも焼けてしまう。女房に言わせると、洗うのも一つだけで良い。また、調理して卓上に持っていってもなかなか冷めない。そんな、今、うちで一番売れている作品を紹介します。
陶板の話(byけい)_c0178008_2082598.jpg

«黒マット陶板»
きょうの夕飯は豚肉と茄子の炒め物。ただ単に、肉を焼いてもおいしいのです。
この陶板、なにを作ってもおいしいのと、手軽なのと、あとの処理が楽なので、今うちの一番の売れっ子です。生産が追いつかない程です。何故そんなに売れるかというと、どこのうちにもありませんからね。
陶板のおいしさの秘密は、一言でいうと、遠赤外線の効果です。詳しくは別の機会に書きますが、鉄より陶器の方がおいしいことが科学的に証明されています。実際食べ比べると、陶板料理はおいしい。ただ、ちょっとスローです。鉄よりアナログな感じですかね。スローライフでおいしい生活をしたい人には超オススメです。我が家ではこの陶板は使わない日はありません。
焼きおにぎり、お餅、テンプラの温め、石焼ビビンバ、炒め物、目玉焼き、パン、炒り物、等など利用範囲は広い。最近我が家で流行っているのは、ナンです。ナンをフライパンで焼く気はしませんが、この陶板は、基本的にレンガと同じなので、ナンがおいしく焼けるのです。
23日から国立市のギャラリー泉で「土鍋展」をします。そのときにこの陶板を出しますので、興味のある方は是非お越しください。
by sueki-k | 2008-10-21 21:21 | 土鍋