昨日の話の続きです。
虫の音や蛍に風流を感じるのは、世界で日本人だけだという。
矢島先生に何故なのでしょうかと訊いてみましたが、確かの答えは返ってきませんでした。そこで私なりに考えてみました。
この話は奥が深いです。
話は跳びます。
今月1日に、我が家の前の「桑茶カフェ」でコンサートがありました。
その時演奏したのが佐々木真さん。彼はフルート奏者で、経歴が変わっています。京大理学部に在学の時、音楽コンクールに入賞し、その後物理学の大学院まで出てからプロのフルート奏者になりました。現在日本フルート協会の会長をしています。
だからでしょうか、話がとても面白かった。
天気が悪く、雨の音を聴きながらの演奏会でした。
彼いわく。「西洋の音楽は室内の、しんとした音のない中で聴きます。日本の音楽は風や小鳥の声がする中で聴きます。西洋の油絵などは、まずキャンバスを白く塗ってから描き始めます。日本の絵は和紙などの素材感があるのをそのまま利用して描きます。」
なるほど。
話が長くなるので、続きはまた明日。
この花、ご存知でしょうか。「ゲンノショウコ」と言います。漢字にすると「現の証拠」。胃腸にとても効果があるのでこういう名前になったということです。今、家の周りにたくさん咲いています。