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陶芸家の森の日々                      ~佐藤火圭(けい)ワールドへようこそ!

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ゲマインシャフト(byけい)

去年8月から始めたブログ、もう300日を越して、頭が混乱してきました。というのも、頭の中の考えを、あれ、これ書いたっけということがあり、判らなくなてきています。今日の話ももう書いたような・・・でも面白い話なので、書きます。
今、仕事場開放というのをやっていて、お母さんと一緒に子供もやってきます。子供の作るものはとても面白い。以前、小学生を集めて何回か土器作りをやったことがありました。幼稚園から、小学6年生まで、土器を作らせます。同じように教えても小学低学年と高学年では作るものが違うのです。低学年の子は例えばお茶碗のようなものを作って、その縁にいろいろ付けたがります。それを見ていて、私は直感的に縄文土器を連想しました。高学年の子は弥生土器のようにシンプルなものを作ります。
ゲマインシャフト(byけい)_c0178008_23173033.jpg

人間はお腹の中に誕生して、生物の進化をそのまま再生するそうですね。アメーバーから人間まで進化の過程をすべて経て人間に生まれる。いやでも生まれたときは猿ですね。それがまた進化して縄文人、弥生人と進化する。現代人になるのは、中学生くらいでしょうか。ちょうどそのころ自我に目覚め、一人の人間になります。
私は焼物を通じてそういうことを感じるのですが、画家などは子供の絵を見て感じるのではないでしょうか。ピカソの絵などからもそういうことを感じます。
で、きょうはゲマインシャフトとゲゼルシャフトのことを書くつもりでしたが、長くなってしまうので、この続きは明日にします。
by sueki-k | 2009-07-08 23:29 | 佐藤けいのエッセイ