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陶芸家の森の日々                      ~佐藤火圭(けい)ワールドへようこそ!

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ブログオークション(byけい)

本日、史上初(少なくとも私のブログ史上初)のブログオークションをします。
寸法等、詳しくは先週15日のブログをみてください。
先週の写真は正面ので、きょうのは横から見た写真です。
先週も書きましたが、まず1000円から始め、1000円単位でプラスしていきます。
この作品、もし割れていなかったら25万円します。割れているから価値が全然ないかというと、人によってはかえって面白いということもあります。
きょうの23時59分59秒の時点で決定します。コメントに応募してください。
ブログを見ていただくだけでも嬉しいですが、参加していただくのも面白いかなと思って、こんなことを思いつきました。是非ご参加ください。
ブログオークション(byけい)_c0178008_23414397.jpg

穴窯というのは基本的に釉薬を掛けずに焼きます。薪で焼くと灰が飛んで熔け、様々な模様を作ってくれます。ある意味ではとても簡単で、釉薬の知識が要りません。作って、乾かして入れるだけ!つまり焼きは窯詰め次第ということになります。窯詰めがデザインといっていいでしょう。
穴窯は前と後ろの温度差が大きいので、まず土の選択が問題になります。土を適材適所に置かないとうまく焼けません。またどういう風に詰めるかで違ってきます。重ねて詰めたり、横にして詰めたり、ひっくり返して詰めたりで、工夫をします。
この大鉢は、一番前の薪を放り込む場所に立てて置きました。その場所は約1300度になりますから、土は飴状になり歪みます。うまくいくと割れませんが、このように割れることもあります。これは窯出しするまで判りません。窯出しのときはドキドキですね。
さて、きょうのオークションどうなるでしょうか?
by sueki-k | 2009-02-15 00:41 | 作陶