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陶芸家の森の日々                      ~佐藤火圭(けい)ワールドへようこそ!

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種まきをしました。

夕べ、夜中の2時まで仕事をしていて、種まきをしていないことに気がつきました。去年の秋に採種したものです。1時間あればなんとか出来るだろう。つまり予算は1時間。(こういうケースでは私はこう表現します。)予算内でなんとかしよう。で、まき終わったのは2時55分。なんとか3時には寝られました。

まいた種は、レンゲショウマ、オオバギボウシ、ヤマシャクヤク、オダマキ、スミレ、ユウスゲの6種類。貴重な種ばかりです。
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私は2000年に山野草にはまってから数年の間に100冊くらいの本を買いました。(これは雑誌や古本を含めます。)こうなると私は本屋に行くと山野草コーナーに行きますし、トイレでも風呂でも山野草漬けになります。これは私の性格ですね。先月書いたこのブログ(「私はカラカサ人間」)に詳しく載っています。
ですから私の頭には山野草のことがたくさん入っています。きょうは土のことをお話しますね。

鉢植えの土は何でも良いわけではありません。「水はけが良くて、水持ちが良い」のが良いとされています。一見矛盾するようですが、これを両方持ち合わせている土があるのですね。例えば、砂は水はけは良いが水持ちは悪い。粘土は水持ちは良いが水はけが悪い。この両方を持っているのが赤玉土とか鹿沼土です。これらを図式するとこうです。
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粒子の一つひとつに穴が空いていて、そこに水が溜まるのだそうです。

土の配合は人それぞれで、そこに個性が出ます。私の場合は赤玉土、鹿沼土、腐葉土、黒土を等分に入れています。これには理由がありますが、長くなるので省略します。
# by sueki-k | 2014-04-06 23:31 | 山野草

家屋倒壊!

いや~、びっくりしました。
我が家の家屋が倒壊していたのです。

2月14日から15日にかけて大雪が降ったのは、皆さんご存知でしょう。
きのう、我が家の一番端にある弟子小屋(といってもプレハブの勉強部屋ですが)が倒壊しているのに気づきました。というのも、大雪が降ったときはそこに近づけなかったのと、まさか倒壊しているなどと思いもよらなかったからです。
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弟子小屋は全部で3棟あり、一番手前のは無事でした。でも奥の2棟はほぼ全壊でしたね。
超びっくりです。
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これが真ん中のですが、屋根は真っ二つです。
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一番奥のは完全に倒壊です。
これ、どう片付けるのか、途方に暮れますが、今はとにかく穴窯の前なので、眼をつぶります。窯に火が入ったら何とかしなくてはね。

近くの農家のビニールハウスの大半がやられて気の毒だと思っていましたが、我が家も一人前に被害があった訳です。

という状況とは関係なく、春は確実に到来しています。
これ見てください。
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これはアズマイチゲといって早春に咲く、可愛い花です。別名「スプリングエフェメラル」=「春の妖精」と言います。これ、我が家の敷地に咲いているのですが、実は去年、近くの道端から助けたものです。というのも、道端だとあっという間に草刈されてしまうからです。我が家で増やしたいですね。
# by sueki-k | 2014-04-04 22:11 | その他

ステンドグラス

女房の森乃めぐみが最近、ステンドグラスの陶芸にこっています。
これは何かというと、ステンドグラスの破片を利用したものです。

むかしからよくやる陶芸の技術で、ガラスを利用するのがあります。
たとえば、お酒のビンを割って、それを載せて焼く、というものです。すると下にガラスが熔けて溜まります。灰皿などには適した技法ですね。しかし、ガラスの色のバリエーションはそれほど多くありません。

今、毎年「榛名山麓工芸展」というのを開催していて、そのうちのメンバーでステンドグラスの作家の清水初江さんという方がいます。その人の廃棄物をもらって来て、女房が作品作りをしているのです。
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これは時計です。

ステンドグラスを使うといろいろな色が可能です。
それを小鉢とか皿の載せて焼くと、カラフルで面白い作品ができます。
ステンドグラスというのがミソでしょう。
これ、工夫すると可能性が広がるかもしれません。
# by sueki-k | 2014-04-03 22:05 | 作陶

窯出し

きのう、灯油窯の窯出しをしました。
今年、高崎の街中で陶芸教室を開いたこともあり、最近は生徒の作品が増えました。それはそれで楽しいことでもあります。
こんな感じです。
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賑やかです。が、まだみんな小さいものなので、迫力はありません。
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しかし、です。
生まれて初めて作ったものというのは貴重ですし、思いがこもっているものです。

私の経験を話すと、私が生まれて初めて作ったのは、札幌でした。この話は長くなるので、いずれ詳しくお話しますが、21歳の時、北海道大学にいて、丸山公園で抹茶茶碗を作りました。その黒楽の茶碗は今でも残っています。今取り出して見ても、当時の思いが伝わってきます。作品の良さというのは、どれだけ思いが伝わるかです。その意味ではその茶碗はいい茶碗です。勿論技術的には稚拙ですが、作るのが楽しくて仕方ないという茶碗なのです。極端な言い方をすると、今の私はこの茶碗を越えられていないかもしれません。そこはプロの悲しさです。つまり技術があるので、それで作ってしまうのですね。
教室をやっていてその辺が面白い。皆が一品物を必死に作っているわけです。
私も見習わねば・・・
# by sueki-k | 2014-04-01 20:28 | 窯焚き&窯の話

文章貴人

タイトルの「文章貴人」ってなんのことだか判らないでしょう。
きょうは占いの話です。

20代のころ「四柱推命」という占いにこっていたことがあります。
私は基本的に占いはあまり信じない方ですが、自分に都合の良いことは適当に信じることにしています。要は占いを利用するのは良いが、振り回されるのは良くないと考えているのです。

で、四柱推命の話です。それによると、私は典型的な晩年運だそうです。だから今まで苦労しているのですね。その割にはこの年になっても楽になりませんが・・・
その占いの中で、私が持っているものに「文章貴人」というのがありました。これは主に文学の才能があるということらしいのですが、もう少し広く解釈して芸術の才能があるということにしています。

私はどうも文章を書くことが好きなようです。
今、友人と「梢」という同人誌を作っていますが、私はいくらでも書くことがあります。このブログはその一部です。書く事が不得意な人はたくさんいるようですが、私はぜんぜん苦痛ではありません。といっても私の書く文章はほとんど話言葉で、文学的ではありませんがね。

そんな訳で、これからもこのブログにいろいろ書きますので皆さん、気楽にお読みください。

ここのところ内容的に写真がありませんが、今いろいろな花が咲きつつありますので、その内載せますね。
# by sueki-k | 2014-03-31 23:17 | 佐藤けいのエッセイ

ギックリ腰

最近いろいろな人からギックリ腰になったという話を聞きます。
私は今まで一回もやっていません。これは勿論素質ということもありましょうが、環境もあるかもしれません。

今の日本は大半が椅子の生活のなっています。これはちょっと移動するのに楽でいい。しかし楽ということはその分身体が衰えるということです。
我が家は座卓です。つまり食事はアグラをかいてとります。ちょっと何かをとる時とか電話とか、立たなければなりません。ある時一日に何回くらい座ったり立ったりするのか、数えたことがあります。すると30回以上は立っていますね。これ365日なのです。相当な腰の運動をやっていることになります。

今、「高崎学びの森」で陶芸教室をしていて、そこに一泊します。そこのトイレは和式なのです。これ相当腰を使います。これも今はほとんどが洋式になっていますね。我が家は残念ながら洋式です。和式にしたいのですが、うちは客商売ですからね、仕方ないです。

相撲の話ですが、鶴竜の横綱昇進が決まりました。これで横綱3人がモンゴル勢ということになりました。日本人のふがいなさの原因は、例えばハングリー精神が足りないとかいろいろあるでしょうが、多分上記の洋風生活が大きな原因のひとつでしょう。なにしろ相撲は「腰」ですからね。
# by sueki-k | 2014-03-30 18:31 | 健康

土の不思議

一昨日メダカの話をしました。土を入れると良さそうだというところまで話しましたね。
土というのはとても不思議な存在です。
都会にいると気がつかないかもしれませんが、例えば土の上に板を置いておくと土が接しているところは腐ります。土はあらゆるものを腐らせます。これ、土の大事な役割で、だから死体を埋めておくと骨だけになるのです。つまり、土には細菌がいっぱい住んでいるのでしょうね。それが有機物を分解するのでしょう。

で、メダカが土を入れると元気になるというのは、同じ細菌が水を浄化するのだと思います。

焼き物の粘土は、採ってきて粘土にし、何年か寝かしておくと粘りが出て扱いやすくなります。これは菌が増えて粘りが出るのだろうと思います。
より粘りを出したい時(粘土で紐を作ってそれを複雑に細工する場合など)は砂糖を入れると粘りが出ます。夏などこれをやって2,3週間するとドブの臭いがします。これは明らかに細菌が繁殖したせいでしょう。

一言で言うなら「土は生きている」です。だから土からいろいろな植物が出て来ます。
あの「除草剤」というのは気持ち悪いですね。あれは土を殺す薬剤でしょう。ああいうことをやると土に復習されると思います。

その他アダムとイヴな話など土の話はいろいろありそうですが、きょうはこの辺で。
# by sueki-k | 2014-03-29 18:28 | 佐藤けいのエッセイ

石窯を作りました。

きょうで「怒涛の毎日ブログ」が3週間になりました。

きょうは石窯の話です。
高崎市内のお客様から石窯を頼まれたので、きょう行ってきました。
きのうは基礎で、きょうが本番。
基礎はブロックを積むだけですが、固まるのに一日かかるのでそれを待って、きょうレンガ積みをしました。
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まずは屋根が必要なので、予め建てていただきました。これは2間×2間の4坪です。
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シンは木でご覧のようにアーチに作っておきます。そして積んでゆくのです。この時のレンガが重要です。普通のレンガでは駄目で、傾斜のついたレンガでないとアーチにはなりません。
こんなレンガです。
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縦に傾斜がついたものと、横に傾斜がついたものがあり、今回の窯の暑さは23cmなので、縦に傾斜がついたものを使いました。写真の左側です。
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こうして一段ずつつんでゆきますが、最後が大切なのです。最後の1段は「要石」といって、それで強度が決まります。
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我が家の石窯は煙突がありませんが、ここは街中なので、煙突をつけました。
最後に扉をつけて、ほぼ出来上がりです。
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あとは、土台を隠すために石を回りに置くのと、窯に土を塗ったら出来上がりです。
初窯は4月6日だそうです。すぐ横に大きな桜の木があるので、「花見初窯」となりそうです。

これを見た方で、石窯を欲しい、または作りたい方はご相談ください。
# by sueki-k | 2014-03-28 21:34 | 窯焚き&窯の話

続・続・粉引の話

イギリスのジュニパー久仁子さんから粉引についての質問がありましたので、このブログでお答えすることにします。
質問は(1)焼きは酸化か還元か(2)本では、素人が失敗しないためには、素焼きのものを水で濡らして化粧すると良いと書いてありましたが・・・(3)釉薬は透明ならなんでも良いのか。
(1)酸化、還元どちらでも良いが、酸化は白っぽくなります。還元のほうが変化があり、面白いですね。それと還元の方が丈夫です。
(2)確かに素焼きをしたものに化粧する方が失敗率は低いですが、面白味に欠けます。どちらかというと真っ白で変化がありません。粉引の面白さは、地の赤土と化粧土のミックスした微妙な変化にあります。それは生掛けしないと出てきません。生で掛ける方が赤土と化粧土の親和性が増すのでしょう。その代わり割れたりというリスクが生じます。何事もリスクと結果は一致しているように思われます。
(3)釉薬は何でもOKです。持っている釉薬、すべてを掛けてみると面白いと思います。普通の白土に掛けたのとは明らかに違います。因みに私の粉引はマット釉を掛けています。

ついでに・・・
粉引をうちの穴窯で焼くとこうなります。
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すごく変化します。

更に刷毛目というのがあります。これは化粧土を濃くしておいて刷毛で塗ったものです。
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また、化粧したものを釘で彫って色付けするとこうなります。
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これは「山ボウシ」の時計です。

化粧土ひとつでいろいろなことが出来るので、奥が深いです。
# by sueki-k | 2014-03-26 21:48 | 作陶

ヒツジ草の種まきをしました。

ヒツジ草という花をご存知でしょうか。
私は今、たくさんの山野草を栽培していますが、そのうちのひとつで、大好きな花です。
こんな花です。
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詳しくは2011年11月17日のこのブログをご覧ください。

この花の種まきをしました。
去年、採種してバケツに入れ、暖房のない部屋に置いておきました。
そろそろ暖かくなってきたので、播きました。
発芽率は良いので楽しみです。
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我が家はこんな鉢がたくさんあるので楽です。
土も楽です。普通の山野草は土に気を使います。水はけとか、水持ちとか肥料とか・・・
でもこれは水を入れるので、栄養があれば何でも良い。林の中の黒土を取ってきて鉢に入れて播くだけです。
さて今年はどの位発芽するでしょうか。

更に、ホット植えのギョウジャニンニクの芽が出ていました。地植えのはまだ出ていないのに、棚の上のは出ていました。棚の上の方が暖かいのでしょうか。
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# by sueki-k | 2014-03-25 21:42 | 山野草