陶芸家の森の日々                      ~佐藤火圭(けい)ワールドへようこそ!

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文章貴人

タイトルの「文章貴人」ってなんのことだか判らないでしょう。
きょうは占いの話です。

20代のころ「四柱推命」という占いにこっていたことがあります。
私は基本的に占いはあまり信じない方ですが、自分に都合の良いことは適当に信じることにしています。要は占いを利用するのは良いが、振り回されるのは良くないと考えているのです。

で、四柱推命の話です。それによると、私は典型的な晩年運だそうです。だから今まで苦労しているのですね。その割にはこの年になっても楽になりませんが・・・
その占いの中で、私が持っているものに「文章貴人」というのがありました。これは主に文学の才能があるということらしいのですが、もう少し広く解釈して芸術の才能があるということにしています。

私はどうも文章を書くことが好きなようです。
今、友人と「梢」という同人誌を作っていますが、私はいくらでも書くことがあります。このブログはその一部です。書く事が不得意な人はたくさんいるようですが、私はぜんぜん苦痛ではありません。といっても私の書く文章はほとんど話言葉で、文学的ではありませんがね。

そんな訳で、これからもこのブログにいろいろ書きますので皆さん、気楽にお読みください。

ここのところ内容的に写真がありませんが、今いろいろな花が咲きつつありますので、その内載せますね。
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by sueki-k | 2014-03-31 23:17 | 佐藤けいのエッセイ

ギックリ腰

最近いろいろな人からギックリ腰になったという話を聞きます。
私は今まで一回もやっていません。これは勿論素質ということもありましょうが、環境もあるかもしれません。

今の日本は大半が椅子の生活のなっています。これはちょっと移動するのに楽でいい。しかし楽ということはその分身体が衰えるということです。
我が家は座卓です。つまり食事はアグラをかいてとります。ちょっと何かをとる時とか電話とか、立たなければなりません。ある時一日に何回くらい座ったり立ったりするのか、数えたことがあります。すると30回以上は立っていますね。これ365日なのです。相当な腰の運動をやっていることになります。

今、「高崎学びの森」で陶芸教室をしていて、そこに一泊します。そこのトイレは和式なのです。これ相当腰を使います。これも今はほとんどが洋式になっていますね。我が家は残念ながら洋式です。和式にしたいのですが、うちは客商売ですからね、仕方ないです。

相撲の話ですが、鶴竜の横綱昇進が決まりました。これで横綱3人がモンゴル勢ということになりました。日本人のふがいなさの原因は、例えばハングリー精神が足りないとかいろいろあるでしょうが、多分上記の洋風生活が大きな原因のひとつでしょう。なにしろ相撲は「腰」ですからね。
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by sueki-k | 2014-03-30 18:31 | 健康

土の不思議

一昨日メダカの話をしました。土を入れると良さそうだというところまで話しましたね。
土というのはとても不思議な存在です。
都会にいると気がつかないかもしれませんが、例えば土の上に板を置いておくと土が接しているところは腐ります。土はあらゆるものを腐らせます。これ、土の大事な役割で、だから死体を埋めておくと骨だけになるのです。つまり、土には細菌がいっぱい住んでいるのでしょうね。それが有機物を分解するのでしょう。

で、メダカが土を入れると元気になるというのは、同じ細菌が水を浄化するのだと思います。

焼き物の粘土は、採ってきて粘土にし、何年か寝かしておくと粘りが出て扱いやすくなります。これは菌が増えて粘りが出るのだろうと思います。
より粘りを出したい時(粘土で紐を作ってそれを複雑に細工する場合など)は砂糖を入れると粘りが出ます。夏などこれをやって2,3週間するとドブの臭いがします。これは明らかに細菌が繁殖したせいでしょう。

一言で言うなら「土は生きている」です。だから土からいろいろな植物が出て来ます。
あの「除草剤」というのは気持ち悪いですね。あれは土を殺す薬剤でしょう。ああいうことをやると土に復習されると思います。

その他アダムとイヴな話など土の話はいろいろありそうですが、きょうはこの辺で。
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by sueki-k | 2014-03-29 18:28 | 佐藤けいのエッセイ

石窯を作りました。

きょうで「怒涛の毎日ブログ」が3週間になりました。

きょうは石窯の話です。
高崎市内のお客様から石窯を頼まれたので、きょう行ってきました。
きのうは基礎で、きょうが本番。
基礎はブロックを積むだけですが、固まるのに一日かかるのでそれを待って、きょうレンガ積みをしました。
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まずは屋根が必要なので、予め建てていただきました。これは2間×2間の4坪です。
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シンは木でご覧のようにアーチに作っておきます。そして積んでゆくのです。この時のレンガが重要です。普通のレンガでは駄目で、傾斜のついたレンガでないとアーチにはなりません。
こんなレンガです。
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縦に傾斜がついたものと、横に傾斜がついたものがあり、今回の窯の暑さは23cmなので、縦に傾斜がついたものを使いました。写真の左側です。
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こうして一段ずつつんでゆきますが、最後が大切なのです。最後の1段は「要石」といって、それで強度が決まります。
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我が家の石窯は煙突がありませんが、ここは街中なので、煙突をつけました。
最後に扉をつけて、ほぼ出来上がりです。
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あとは、土台を隠すために石を回りに置くのと、窯に土を塗ったら出来上がりです。
初窯は4月6日だそうです。すぐ横に大きな桜の木があるので、「花見初窯」となりそうです。

これを見た方で、石窯を欲しい、または作りたい方はご相談ください。
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by sueki-k | 2014-03-28 21:34 | 窯焚き&窯の話

メダカが元気

我が家はメダカをたくさん飼っています。
それは、ひとつにはボウフラ防止のためです。
先日ヒツジ草のことを書きましたが、それらは鉢に入れて水を張って栽培します。これは当然放っていうたらボウフラがわきます。その防止のためにメダカを飼っているのです。

メダカは大きく分けて黒メダカと緋メダカがいます。黒メダカは今までの野生種で、絶滅危惧種になっています。緋メダカは当然人工的に作られたものです。ま、普通の鯉と緋鯉の違いでしょうか。(と思っていたのですが、人工的な中にも黒メダカというのがあってややこしいですが、ここでは、上のようにシンプルに考えます。)

我が家では黒メダカを中心に飼っているのですが、ホームセンターなどに売っているのは緋メダカばかりなので、やむなく緋メダカを買うこともあります。

毎年冬が大変なのです。というのも我が家はマイナス10度になりますので、鉢に入れておくと凍って鉢が割れます。なので、今までは暖房のない部屋に置いておきました。すると春までにはかなり死んでしましました。で、今年は仕事場の窓際に置きました。そしたら1匹も死なずにすみました。
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ちょっとコツがあります。それは土を入れることです。
土というのはとても不思議な物体です。
この話は明後日にします。
というのは、明日は石窯の話だからです。
今日はその基礎作りをしました。
明日石窯作りをします。
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by sueki-k | 2014-03-27 21:10 | 動物

続・続・粉引の話

イギリスのジュニパー久仁子さんから粉引についての質問がありましたので、このブログでお答えすることにします。
質問は(1)焼きは酸化か還元か(2)本では、素人が失敗しないためには、素焼きのものを水で濡らして化粧すると良いと書いてありましたが・・・(3)釉薬は透明ならなんでも良いのか。
(1)酸化、還元どちらでも良いが、酸化は白っぽくなります。還元のほうが変化があり、面白いですね。それと還元の方が丈夫です。
(2)確かに素焼きをしたものに化粧する方が失敗率は低いですが、面白味に欠けます。どちらかというと真っ白で変化がありません。粉引の面白さは、地の赤土と化粧土のミックスした微妙な変化にあります。それは生掛けしないと出てきません。生で掛ける方が赤土と化粧土の親和性が増すのでしょう。その代わり割れたりというリスクが生じます。何事もリスクと結果は一致しているように思われます。
(3)釉薬は何でもOKです。持っている釉薬、すべてを掛けてみると面白いと思います。普通の白土に掛けたのとは明らかに違います。因みに私の粉引はマット釉を掛けています。

ついでに・・・
粉引をうちの穴窯で焼くとこうなります。
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すごく変化します。

更に刷毛目というのがあります。これは化粧土を濃くしておいて刷毛で塗ったものです。
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また、化粧したものを釘で彫って色付けするとこうなります。
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これは「山ボウシ」の時計です。

化粧土ひとつでいろいろなことが出来るので、奥が深いです。
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by sueki-k | 2014-03-26 21:48 | 作陶

ヒツジ草の種まきをしました。

ヒツジ草という花をご存知でしょうか。
私は今、たくさんの山野草を栽培していますが、そのうちのひとつで、大好きな花です。
こんな花です。
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詳しくは2011年11月17日のこのブログをご覧ください。

この花の種まきをしました。
去年、採種してバケツに入れ、暖房のない部屋に置いておきました。
そろそろ暖かくなってきたので、播きました。
発芽率は良いので楽しみです。
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我が家はこんな鉢がたくさんあるので楽です。
土も楽です。普通の山野草は土に気を使います。水はけとか、水持ちとか肥料とか・・・
でもこれは水を入れるので、栄養があれば何でも良い。林の中の黒土を取ってきて鉢に入れて播くだけです。
さて今年はどの位発芽するでしょうか。

更に、ホット植えのギョウジャニンニクの芽が出ていました。地植えのはまだ出ていないのに、棚の上のは出ていました。棚の上の方が暖かいのでしょうか。
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by sueki-k | 2014-03-25 21:42 | 山野草

素焼き

昨日、素焼きを出しました。
焼き物の工程はこうです。
制作→乾燥→素焼き→釉薬掛け→本焼き→窯だし
素焼きは我が家は750度で焼きます。本焼きは1300度ですが、土鍋は1200度で焼きます。
素焼きはこんな感じで入れます。
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どうです、こんなにぎっしり入れるのです。教室の生徒もびっくりしていました。
素焼きは、ゆがんだりくっついたりしないので、お皿などは立てて入れます。

何故素焼きをするかというと、生で釉薬を掛けるとキズが入りやすいからです。生だと乾いた状態で水を吸うわけですので、膨張したりします。昔は生で掛けていたようですが、誰かが一度低い温度で焼くことを始めたのでしょうね。今は当たり前ですが、これこそ伝統というものでしょう。

専門的な話になりますが、750度というのは微妙です。私の友人は820度くらいでしています。彼はとても細かい土で作っているので、750度くらいだと釉薬がチジるそうです。その連想だと荒い土の場合はやや温度を低く、細かい土の場合は高めということでしょうか。

一生勉強です。
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by sueki-k | 2014-03-24 21:22 | 窯焚き&窯の話

珪肺の話

久しぶりに健康の話です。

私は小さい頃から虚弱児で、よく学校を休んでいました。それは20代まで続きました。でもその頃勉強をして健康になりました。もう40年近く医者に行っていませんし、健康診断も受けていません。(但し歯医者には行っています。)そのあたりはこのブログに詳しく書いています。カテゴリーの「健康」をクリックしてください。

健康になった理由は様々ありますが、ひとつには仕事があげられると思います。焼き物という仕事は、肉体と精神のバランスがいい。適度の肉体労働と精神活動があります。土練りは汗をかくほど肉体を使いますし、また頭の中はなにを作ろうかいつも考えています。右脳を相当使っていると思います。

しかし、欠点がないわけではありません。それは「珪肺」です。土埃がかなり多い。仕事部屋の中に置いてあるものはすぐに埃がたまります。ですから、出来るだけ水を撒くことにしています。
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こういうことがありました。私が京都に弟子入りしているときに、保健所の職員がやってきました。朝なにかの機械を置いてゆき、夕方取りに来ました。埃を調べる検査だったようです。先生の仕事場は合格でしたが、特に磁器の仕事場はひどいようです。
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by sueki-k | 2014-03-23 22:02 | 健康

いらっしゃいませ、こんにちは。

怒涛の毎日ブログ、半月になりました。

きょうは腹の立つ話をします。
それは「いらっしゃいませ、こんにちは」です。
今年になって、高崎に一泊することになりました。で、今までよりいろいろな店に寄る機会が増えました。
先日、ハードオフという中古専門店に行ったら、店員が一斉に「いらっしゃいませ、こんにちは!」と叫ぶのです。前から気にはなっていました。でも最近それが多くなって来た気がします。最近時々行く「ホットモット」もそうですし、コンビニの中にもそういう店があります。倉渕の郵便局も言うようになりました。

そのココロはなにかというと、丁寧に言うのはお金がかからない、なら、社員を教育して言わせればいい。これは上の人の考えですね。ホットモットの店は全国で「いらっしゃいませこんにちは!」と斉唱しているのでしょう。これちょっと違うと思うのですけどね。こういう店にはなるべく行かないようにしています。「慇懃無礼」という言葉が浮かびます。でもすべての店がそう言うようになったらどうしよう。そうならないように、私は阻止したい。

去年、上野に用事があってよく行きました。上野駅に「スターバックス」があります。そこの娘さんはとても愛想がいい。ちゃんとこちらの眼を見て、ニコっとほほえんで、「いらっしゃいませ」と言う。それが表面的でないので、「もしかして、オレに気があるのかな」と思ってします、ま、それくらい愛想がいいということです。

私はスターバックス方式を断然支持します。接客は心です。言葉でなく、心から接客するというのが良い社員教育でしょう。でも言葉だけ教えるのが簡単なんでしょう。要は、「いらっしゃいませこんにちは」のトップの頭が悪いということですね。

それ以外に最近気になるのは、「1万円からお預かりします。」「コーヒーになります。」「ご注文は以上でしょうか。」などで、すべてロボットのように言う、若い子たちです。
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by sueki-k | 2014-03-22 22:44 | 佐藤けいのエッセイ