陶芸家の森の日々                      ~佐藤火圭(けい)ワールドへようこそ!

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失敗!

ここのところオブジェの大作に取り組んでいました。
今までに無い大きさと、初めての手法でしたので、最後に失敗し、今日からまた挑戦です。
8割くらいまで完璧でした。でも、新手法のところで失敗しました。
新手法というのはこうです。オブジェにどろどろの土を掛けて凍らせるのです。これが感動的な模様を作ってくれたのですが、いろいろ考えすぎて失敗しました。でも失敗の原因が判ったので、今度は大丈夫でしょう。写真は凍ったところです。
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私の今までの経験では、新しいことをすると必ず失敗します。逆に言うと新しいことをやらなければ失敗は少ない。
30歳くらいの駆け出しのころ、私はどうしても「粉引」という焼物を作りたくて挑戦しました。そしてあらゆる失敗を繰り返しました。その時に悟ったのは、成功というのはあらゆる失敗をカットしたものだということです。だから勉強になるのは失敗です。あゝ、こういう失敗をしてはいけないのだということです。今回も失敗してみていろいろなことが判りました。
それにしても、35年もやっていて、こんな大きな失敗をするのだから、俺も捨てたものではないぞ、と慰めています。実は2,3日前はど~んと落ち込んでいたのですけどね。
さて、きょうから再挑戦です!
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by sueki-k | 2012-02-24 00:42 | 作陶

続・旧暦の話

昨日の話の続きです。

地球という星は太陽だけの影響で成り立っている訳ではありません。月の影響を強烈に受けています。旧暦は太陽太陰暦といって太陽と月の両方を考えて作っています。新暦は太陽だけで暦を作り、一見合理的にわかりやすくしています。でも月の影響は計り知れません。
潮の満ち干、誕生と死、人間の生理、すべて月の影響があります。

何故こんなことを考え始めたのかというと、例えば中国やタイなどでは旧暦のお正月を大々的に祝うという話を聞いたからです。日本では西暦のお正月を大々的に祝うけれど、昔からあった旧暦のお正月は無視ですよね。これ、ちょっと変だと思い出したのです。
大体、西洋でも西暦の1月1日は、1日だけ休む程度で、クリスマスが本当のお祭のようです。世界中で西暦の1月1日に真面目に祝っているのは日本だけかもしれないと思います。
日本は病的に西洋志向なので、こういうことになるのでしょうか。

それにしても、不思議なのは、俳句をやっている人は、季節に敏感なのですよね。こういう人達はこの季節のズレをどう対処しているのでしょうか。

私の考えでは、暦もバイリンガルでいいのではないか。
新暦は対外的なもの。
旧暦は国内で使う。
これから私は生活の中に旧暦を取り入れようと思います。
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by sueki-k | 2012-02-17 00:59 | 佐藤けいのエッセイ

旧暦の話

先週、餅つきをしました。
本当は1月23日の予定でしたが、雪が降ったので延期したのです。
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餅をついている最中に雪が降ってきました。
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何故1月23日、そして2月6日なのか。
1月23日は旧暦の正月です。私は暮が大抵忙しい。でも餅つきはしたい。なら、お正月にしようと思いました。そこで今年は1月23日が旧暦のお正月なので、やろうと思い何人かお誘いしました。今年初めての企画です。そしたら、ブログに書いた通り30cmの雪が降ったのです。で、急遽旧暦の小正月の2月6日に延期した訳です。
最近旧暦の勉強をしています。
いや、実に面白い。
例えば、お正月に「迎春」と書きますよね。あれは旧暦の1月1日のための言葉です。どう見ても今の挨拶としては変です。今の1月1日はこれから冬が来る時期で、春の兆しすらありません。3月3日は桃の節句ですが、まだ桃は咲いていません。これも旧暦。1ヶ月ほど先です。5月5日は菖蒲の節句、これも変。7月7日は七夕。梅雨で星は見られません。これも本来は8月なのです。このように日本の行事はすべて旧暦で出来ています。
これ話が長くなるので、明日続きをお話しますね。
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by sueki-k | 2012-02-15 23:41 | 佐藤けいのエッセイ

《みん経まちの大賞2011》にノミネート!

《みん経まちの大賞2011》に私の記事がノミネートされました!

〇〇経済新聞というネットだけの新聞があります。(「みんなの経済新聞ネットワーク」海外も含めて60箇所)
去年、私は高崎高島屋でチャリティーの個展を開いた時に、「高崎前橋経済新聞」が取材にて記事にしてくれました。
そのみんなの経済新聞ネットワーク全エリアで昨年1年間に配信した記事の中から、審査委員会で最終ノミネート記事30本がセレクトされました。なんとその中に私の記事が入ってしまいました。多分数千の記事があったと思われます。
その30点の中から一般投票により「まちのニュース大賞」を決定します。
皆さん、こちら(http://minkei.net/award/)に投票してください。(または、みん経まちのニュース大賞2011 で検索してください。)


記事は私が、地震で割れたと思って、半額で販売し、その売り上げを全額寄付した話です。
記事には載っていませんが、400~500点くらい売れて、約141万円になりました。その全額
をいわき市に直接持って行きました。その時の記事です。
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by sueki-k | 2012-02-07 15:17 | その他

オブジェ制作

相変わらず寒いです。今外は零下11度。最近は身体が慣れたせいか零下3度くらいだと暖かくかんじます。

でも、仕事場は熱いです。オブジェの大作を造っています。

オブジェとは何か。
焼物は大体、湯のみとか飯茶碗のように「使えるもの」です。これは工芸という範疇に属します。
オブジェとは「使えないもの」です。分りやすくいうと純粋芸術。

私は今まですべて「使えるもの」だけを造ってきました。今年からオブジェに挑戦しようと決心しました。

で、まずエスキースという手のひらに載るくらいの小さなものを作りました。
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なにかを作るときにはスケッチをします。でもそれは2次元なので造ってみないと分りません。そこで小さいものを造ってみます。それがエスキースです。

今、仕事場では大作を1点作っています。これ私にとっては初めての経験です。
実はこれを新しい技法で仕上げようと思っています。初めてが重なるので心配ですが、これも挑戦です。是非成功させたいです。
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by sueki-k | 2012-02-03 01:20 | 作陶