陶芸家の森の日々                      ~佐藤火圭(けい)ワールドへようこそ!

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失敗は成功の元(byけい)

先日、月曜日に窯焚きが終わりました。
うちの窯焚きは最後に燻します。煙突への道(煙道)をふさいで、あらゆる穴を粘土で密封します。窯の中は酸欠状態で冷まされます。そのままですと、日曜日の窯出しは熱くて入れません。で、途中で燠(薪の燃えカス・炭のようなもの)を出します。
今回は木曜日に燠出しをしました。
写真の左が燠です。
いつもですとこれの3倍くらいあります。今回少ないのは、故だか判りません。
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今回の窯焚きは、今までにない失敗がありました。薪が途中で足りなくなってしまったのです。
私は今まで30年窯を焚いてきましたが、薪が足りなくなったのは始めてです。
そこでいろいろな試行錯誤をして、新しい発見がいくつもありました。
失敗をしないと、まずやらないだろう、ということが多々あります。
最後、どうしても足りなくなってきたので、生木を燃やしました。そこで発見しました。
我々の常識では、薪は本来は1年、最低でも半年は乾かさなければなりません。でも今回経験したのは、割って2ヶ月の薪を窯の上で乾かすと使えるということでした。
もう一つ、窯焚きの最初の段階は「アブリ」と言います。その段階は生木で良いのに、今回最高の薪を使って、後で後悔しました。
更にもう一つ、最後に放り込む薪は生木でよいのではないかということです。
こんな単純なことが30年も判らなかったのですから、不思議なものです。
かように、窯焚きは知恵を必要とします。
何しろ、それまでの苦労が全部窯焚きにかかっていますからね。
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by sueki-k | 2011-09-30 23:27 | 窯焚き&窯の話

窯焚きが始まりました(byけい)

我が家の黒の仔犬の「チョコ」が東京の写真家に貰われていって半月になりました。貰われて数日建った頃写真が送られてきました。それをこのブログに載せる術を知らなかったのですが、先日知り合いに教わりました。知ってしまえば他愛ないことです。マウスの右をクリックして、保存すれば良かったのです。このパソコンというのは知ってしまうと簡単なことが知らないと手も足も出ない。小学生でもできることが人生経験豊かな老人にはできない。だから今の時代老人は尊敬されないのですね。
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さすがプロのカメラマン、上手です。(といっては失礼か)
赤い首輪が可愛いですね。
最近知ったのですが、「チョコ」という名前はある保険会社の調査で、雌犬の名前のトップだそうです。このチョコは雄ですが・・・

ところで、秋の窯焚きが今日始まりました。今、年に2回穴窯の窯焚きをしています。その様子は私のホームページの動画を見ていただくと良くわかります。
今回は18日から20日が窯詰めで、今日21日から26日までが窯焚きです。勿論徹夜です。が、3交代なので、窯に火が入るとほっとします。で、今ブログを書いているわけです。
一番大変なのは、窯詰めの前1週間ですね。とにかく一つでも多く入れたいので必死です。というのも、窯というのは500個入れても1000個入れても、手間も薪も同じです。なら1000個入れたいわけです。
今回、窯の前1週間は毎日朝5時くらいまで仕事をしました。この歳で(もうすぐ63歳)こんなに仕事が出来るのだということに感動しました。(自分で自分を誉めています)
でもさすが窯詰めの2日前くらいになって、身体が拒否反応を起こしたので夜中の3時に仕事を諦め、寝て、翌日の朝はビールを飲んで、5時間くらいサボリました。これが自由業の良さでしょうか。
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by sueki-k | 2011-09-21 17:08 | 窯焚き&窯の話

DNA(byけい)

今回、仔犬を飼ってみてつくづく思うことがあります。それはDNAです。
最近、DNAという言葉(記号?)が普通に使われていますね。殆ど「遺伝」という意味に使われていると思うのですが、「DNA鑑定」などという言葉もあるので、意味するところの幅は広そうです。
仔犬が生まれて2ヶ月の頃、夜中に外に出ると4匹の仔犬が寄ってきて、足を舐めたり咬んだり(これは愛情表現です)します。それがただ事ではないのです。ものすごい勢いでやってきて、必死に愛情表現をするのです。それを一言でいうと《人間大好き!》なのですね。
人は犬を飼ってから15000年といいます。今と違って昔はどんどん子供を産んだでしょうから、1.5年で一世代とすると、1万世代更新していることになります。この1万世代の更新の間に人間との友情関係がDNAレベルで出来上がったのでしょうか。兎に角うちの子供達は人間を愛しています。写真は8月18日のものです。
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この話でいうと、鶏もそうです。我が家は鶏を外に放します。でも鶏たちは決して遠くに行きません。その辺で遊んで、夕方には小屋に入ります。まさに「庭鳥」なのです。これも人間との長い時間で培われたものなのでしょうか。

ところで、最後のオチみたいになりますが、先月私の3男と呑んでいてビックリしました。3男はもう20代の後半で、大学を卒業してアルバイトで食べているのですが、数学をやりたいというのです。私は21歳のころ数学者になりたいと思っていました。今、息子がこういうことを言い出すと、う~ん、これはDNAかと思います。
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by sueki-k | 2011-09-14 03:07 | 佐藤けいのエッセイ

ミルクの子育て終了(byめぐみ)

4匹目の我が家の子犬「クリーム」の行き先は、高崎の器ギャラリー「桃李」さんです。
こちらは住宅街の一角。いわゆる自宅ショップで、基本的には毎月第三週にオープンしています。
今月は、明日から17日(土)まで、の会期なので、今日窯出しした作品と一緒にクリームお届けしてきました。今日から「心(こころ)」くんです。看板犬になれるといいね。
ちょうど私が独立した頃にオープンだったので、オーナーの橋本さんには、たいへんお世話になり、今も「同士」のような感覚でお付き合いさせていただいています。
これからは親戚づきあいですね!
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車で一時間の移動中はずっとおとなしく、私の膝の上で、よだれでダラダラになりながら 車酔いに耐える姿はけなげでした。犬たちはみな、素直に運命を受け入れています。
着いてからはお父さん(ご主人)の真似をしてリラックス。ご飯も少し食べました。私が帰る時、クーンと鳴いたのはかわいかったね。今頃どうしているかな?
それぞれの家に、それぞれの事情で貰われていった子犬たち。それぞれの役割を、一生懸命果たしてくれることを願います。
子犬たちには新しい家族ができました。ミルクの子育ては今日で終わり。
お疲れ様。安心したね。
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器ギャラリー「桃李」
9月12日(月)~17日(土)11:00~17:00
高崎市石原町3703-16 
027-328-1701       
 器や、テーブルコーディネイトに興味のある方、是非お出かけください。 
 子犬に会いたい方も・・・!?                   
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by sueki-k | 2011-09-11 21:17

チーズが貰われて行きました

本日、3匹目の子犬(チーズ)が貰われて行きました。
めぐみの従兄弟の家です。
めぐみのお父さんは秩父出身で、従兄弟が秩父にいます。
写真は従兄弟のお嫁さんのめぐみさんです。
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我が家のめぐみは旧姓「浅見めぐみ」で、この写真の従兄弟のお嫁さんも「浅見めぐみ」です。勿論お嫁にきてこの名前になったわけです。もうひとつ驚くことは、別の従兄弟のお嫁さんもめぐみさんだそうで、なんと従兄弟に同姓同名が3人ということになりましたが、うちのめぐみは今は「佐藤めぐみ」なので残念ながら、二人となりました。
余談でした。
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P.S.
「チーズ」の名は、浅見家が考えていたのと偶然一致していたのでした!さすが親戚!
今頃どうしているかな・・・?
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by sueki-k | 2011-09-10 23:17 |

チョコは元気です

先日チョコを貰って行ったカメラマンからメールが入りました。

『佐藤様

チョコが東京に来て5日、9/10で一週間がたちます。ものすごく元気で、部屋の中を
走り回っています。先日動物病院にて健康診断とワクチンを打ちにいき
獣医さんが、チョコちゃんの鳴き声は普通の子犬と違い周波数が高いので
声が通ることに驚いていました。また大きな犬に会うと唸っていて気の強さ
を感じます。獣医さんが言ってました。このこは大変だけど躾をきちんとすれば
素晴らしい犬になりますよ。この言葉を聞いて責任を感じました。散歩に連れ出すと
みなさんが柴犬ですかと尋ねられますし可愛いですねーとか気が強いですねー
とか言われます。やはり外の草むらが大好きで、飛び回ります。写真は荒川土手に
初めて連れて行った写真です。チョコのファン方にも近況報告をします。』

実は可愛い写真も送られてきたのですが(なんと言ってもプロですからね)、残念ながらその写真をここに写す術を知りません。
なので、写真は残った2匹がダンボール箱の中で仲良くやっている写真にします。
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それにしても、さすが我が家で鍛えられていただけあって、たくましそうですね。

ところで最初に貰われて行った雌犬のプリン改めヒナ(日奈)も元気ですが、一時迷子になって大変だったそうです。
その様子はこれの前のブログ(9月4日)のコメントに詳しく載っています。ここにコピーしておきますね。

『日奈を迷子にしてしまいました。
いつもの広場は東京ドーム2倍ほどで、芝生・植え込み・林で成る緑地帯で、外壁やフェンスはありません。
毎朝集まる犬たちと好きに遊ばせていました。
突然、何かの拍子に大型犬が吠えました。それに驚いた日奈は脱兎のごとく芝生を駆け抜け、植え込みをくぐり、姿が見えなくなりました。
自転車で30分、名前を呼び続け園内すべてを隈なく探しましたが、どこにもいません。
公園の外に出て住宅地に行ってしまったらもう探すことはできません。
絶望しました。これまで感じたことのない絶望です。
それからほどなくして、一緒に探してくれた他の飼い主が駐車場に座っている日奈をみつけてくれました。
私を見つけた時の日奈の顔は表現できません。
帰りの自転車の前籠に座って私の顔を見上げる日奈は「どうして、あんなに長い間、ひとりにしたの」と非難の「くーん」を繰り返しました。
まだ、リードを外して遊ばせるのは禁物と肝に命じました。』
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by sueki-k | 2011-09-08 15:33 |

チョコの婿入り(byけい)

本日、黒柴のチョコが婿入りしました。
東京のカメラマンに貰われていきました。
チョコと得意技は、「ワンと言いなさい」と言うと、ワンと吠えることです。ある時それに気づいて、「チョコ、ワンと言いなさい」と言うとワンと吠えるので、言うたびによしよしと撫ぜてやりました。そしたらそういう芸ができるようになりました。勿論そのことは貰い主には伝えました。
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犬を飼う場合、最も大切なのは、序列だと思います。可愛がるのはいくら可愛がっても良いのですが、序列はちゃんとするべきと思います。人間の方が序列は上にしないと変になります。
ある時私は知り合いの家に遊びに行きました。そこのご主人と話をしていたら、その間そこの犬がずっと吠えるのです。どうもそこの犬は序列が一番上と思っているらしいのです。自分を差し置いて話をしている、というのに怒っているのです。これは飼いかたが間違っています。
ラジオで専門家が言っていました。犬が飯を食っている時にわざと触るのです。その時に「う~」と言ったらなぐるといいのだそうです。そのことが犬のストレス解消になるのだそうです。というのは、犬というのは群れで過ごすから、序列がはっきりした方が精神が安定するのだそうです。その辺をはっきりさせないと、先に話したような変な犬になるのだそうです。
我が家の犬はどの犬も、飯を食っている時に触っても絶対に、うー、などとは言いません。
ただし、愛情はいくらかけてもかまいません。
これって、もしかしたら人間の子育てにも通じる?

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この写真はおまけです。残された2匹です。
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by sueki-k | 2011-09-04 00:15 |