陶芸家の森の日々                      ~佐藤火圭(けい)ワールドへようこそ!

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コンテンポラリーダンス(byけい)

昨日、高崎市文化会館で行われた、コンテンポラリーダンス「紙ひこうき」というのを見てきました。私の知り合いの娘さんが出演するというのと、ちょっと気になっていたもので、友人を誘って行ったわけです。めぐみは残念ながら灯油窯の窯焚きで行けませんでした。
コンテンポラリーダンスというのはクラッシックダンスとの対比で、現代的というか前衛のダンスでしょうか。
行ってビックリ、700人のホールが満席でした。券が完売でも普通1割くらいは空席がありますが、殆ど埋まっていましたね。
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一言でいうと、とても面白かったけれど、内容は難解でした。11人の女性が出演し、舞台は高校、その内のひとりと他の人達との葛藤という感じですが、まずなぜ「紙ひこうき」という題なのかがわかりませんでした。でもこれはもしかしたら、女性特有の世界を描いているのかもしれず、女性がみたら全然難解ではないのかもしれません。でも意味が分らなくても、ダンスだけでも楽しめました。クラッシックとは全然違い、これがコンテンポラリーダンスなのねという感じで観ていました。
私は現代音楽もよく聴くし、現代美術もよく見るし、去年知り合いが出演するというので、東京でコンテンポラリーダンスの大会なども観ています。で思うのは、もう少し分り易いほうがいいのでは、ということです。要はダンスですべてを表現すれば良いのでしょうが、あまり難解だと疲れます。でも若い人だと大丈夫なのでしょうかね。私と一緒に行った友人も全然分らないと言っていました。
でも終わったあとの拍手は熱狂的でした。私ももう年ですかね。
この公演はドイツでも開催されるそうです。
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by sueki-k | 2009-06-30 21:59 | 佐藤けいのエッセイ

ノリも大変です!(byめぐみ)

フクちゃん(犬)、グミ(インコ)に続いて、一昨日からノリまで変になってしまいました。
ニャーニャー鳴いて落ち着きません。どうした、どうした?
春の発情から2ヶ月近くたっているので、もしや産気づいてるのか?それにしてはお腹がペタンコです。猫の本をチェックすると、多いときは年に4回発情するとのこと。
今日になったら、明らかに発情のポーズでした。椅子の上で、ひとりで身もだえの図です。
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年に4回ということは冬を除いてほぼ2カ月おきに来るわけですね。けっこう忙しそうですな。いつか素敵なお相手に出会うときが来るのでしょうね・・・
さて、ドドメの収穫が日課となっています。
明日はお客様が見えるので、ドドメ酵母のピザとパンを焼きます。仕込を終えて、明日が楽しみです。
日々の実験の結果、デザートは手絞りのドドメゼリーに決定です。
今日摘んで来たドドメを絞って、これからゼリーを作ります。
追伸;
3日前から、鶏のコッちゃんが再び卵を産み始めました。えらいぞ!
小ぶりだけど、怪我をする前よりしっかりした卵です。ショック療法になったかも・・・!?
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by sueki-k | 2009-06-29 22:52

ミヤマクワガタ(byけい)

今、夜になると蛾がたくさんやってきますが、それに混じってクワガタ虫がやってきます。特に多いのはミヤマクワガタです。このミヤマクワガタは、私が小さい頃、夜店で売られていました。今でも覚えていますが、普通のカブトムシのオスやらメスやらノコギリクワガタに混じって、このミヤマクワガタがひときわ目立っていました。「兵隊」と呼んでいて、値段も一番高かったような気がします。
そのミヤマクワガタが毎晩飛んでくるのです。多い時は5匹くらいいたりします。都会の子供達が見たら、うらやましいでしょうね。時々巨大なのがいたりするので、これ東京へ持っていったら高く売れるだろうな、と思ったりしています。
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写真は夜撮ったので、うまく撮れていませんが、こういうクワガタ虫です。
私は小さい頃、昆虫少年でした。夏になると、蝉取りばかりしていました。カブト虫はなかなか取れませんでした。だから憧れの的でした。夏休みの宿題はいつも昆虫の標本でしたね。もし身近に知的レベルの高い人がいて、勉強の仕方を教えてくれたら、私は昆虫学者になっていたかもしれません。残念ながら我が家には本が一冊もない非知的家庭に育ちましたので、知的な勉強は高校に入ってからでした。でも我々の時代はそんなものかもしれません。
小学生のころは、とにかく遊びまくっていました。蝉取りに魚採り、メンコにビーダマ、ベーゴマ、トランプ、等など勉強は全然しませんでした。でもそれが今となっては仕事の中に生きています。私の陶芸は遊び精神が核となっているからです。きのう書いた「急須百態」なども遊び精神がなかったら出来るものではありません。
皆さん、お子さんは少なくとも小学生のときくらい大いに遊ばせましょう。その遊びが一生の宝になります。
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by sueki-k | 2009-06-28 19:58 | 動物

急須の話(byけい)

ちょっと注文があって、今、急須を造っています。
ロクロの勉強は、まず湯のみから始まり、飯茶碗、小鉢、皿から袋物(徳利など)、蓋物と進み、最後が急須です。大物は別として、小物の食器の最後が急須です。つまり一番難しいのです。
急須は写真のように4つのパーツを作り、それをくっつけます。その前に蓋物が出来ないと駄目ですね。蓋物も蓋をちゃんと合わせるのが難しいのです。
でも何といっても急須は軽くなければいけない。重い急須はいただけません。といっても私も30年以上やっていてなかなか良い急須ができていません。
急須も難しさは色々な要素があることです。蓋、重さの他に、持ち具合、注ぎ易さ、水切れの良さ、洗い易さ、安定感、見た目の美しさ等、でしょうか。
急須がちゃんと出来たら一人前です。
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私の初めての個展は、昭和56年高崎でやりました。その時、壷や花瓶のほかに、「飯茶碗百態」というタイトルで、真ん中に飯茶碗を100種類並べました。第2回の個展で「急須百態」というのをやりました。急須を100種類、これたいへんでしたね。せっかくだから1種類で5個づつ作り、全部で500個作りました。1年間かかりました。その時考えたのは、こんなことは若いうちしか出来ないだろうから、今のうちやろうとということでした。何故なら、急須は手間がかかる割りにお金が取れないのです。急須ばかり作っていると、確実に貧乏します。
例えば、私の急須は今1万円くらいですが、これは湯のみ4個分くらいの値段です。手間は湯のみ4個の倍くらいかかります。なら2万円にしたら良さそうですが、たかが急須にそんな値段をつけたくありません。1万円だと割りと早く売れますので、そのほうが良いでしょう。
急須は日本文化です。頑張って作りますね。
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by sueki-k | 2009-06-27 17:13 | 作陶

グミちゃん、どうしたの?(byめぐみ)

インコのグミちゃんが、この頃ずっと鳴き続けています。
森中に響き渡るほど大きな声です。
小さな身体なのに、すごいな、よく壊れないな と心配になるほどです。
気持ちの良い季節になって、外に出してやる時間が増えたので、森の小鳥たちに呼びかけているのでしょうか?発情してしまったのかな?今までは、人が来たときだけの「呼び鈴」の鳴き方です。
寂しいのかな、ということで、仕事場の前に置いてみました。
ここだと落ち着いて静かになります。ラジオの音や音楽が聞こえるのも良いのかもしれません。
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日向ぼっこにもなるし、眼が届くので安心です。
考えてみれば、我が家の場合は仕事場に人がいる時間が一番長いので、これが正解かもしれませんね。
先日ブログに書いたフクちゃんは、だんだん元気になってきました。
表情も以前のように明るく、手を痛がるしぐさも殆どなくなってきました。どうやら大丈夫そうです。が、まだ時々意味不明の鳴き声を出したりしています。
動物を飼っていると色々なことが起こりますね。
私達が考える以上に、彼らはデリケートだったりします。その反対のこともありますが・・・
たくさん掛けた巣箱の中で、小鳥たちが次々と雛をかえしているようです。
私はまだ中を覗いてはいませんが、朝早くから、それはそれは賑やかな雛鳥たちの声が方々から聞こえてきます。
ひょっとすると、グミもクちゃんも、その様子に驚いているのかもしれませんね。
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by sueki-k | 2009-06-26 19:50 | インコ

草刈り(けい)

ここのところ、毎日30分位草刈りをしています。こういう山に住むということは、自分で自分を守らないといけません。都会ですと区費とか払って、人を雇って刈らせるのでしょうが、こういう人工密度の低いところでは、皆でやります。私の村でも年に4回「道路愛護」という日はあって、皆で出て草刈りやゴミ拾いをします。最近田舎暮らしというのが流行っているみたいですが、その第一歩は草刈機を買うことでしょうか。
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この写真では分りにくいですが、草刈りの時、必需品があります。それはサングラスとかメガネです。裸眼ですと眼に小さな虫が飛び込んでくるのです。山に行くときは持っていったほうがいいですよ。
ところで、「田舎暮らし」というのが流行っていると書きましたが、田舎暮らしの一番大変なのは、人間関係です。私は今のこの場所に、7年前に移りました。それ以前はここから10分くらいの部落に住んでいました。そこは30軒くらいの部落で、水道なども自分たちで通し、故障も全部自分たちで直していました。この30軒は、いわば家族みたいなものです。
お正月は元旦に集まり、まず挨拶をし、一杯やって、どんどん焼きの準備をします。私がいたときは9時集合でしたが、今はどうでしょうか。以前は6時集合だったそうです。元旦の朝6時集合というのは都会では考えられないでしょうね。でも家族感覚だから、それが当然なのです。そして大体月に1回くらいは何かと集まりがあります。水道が漏れたりするとすぐ集合がかかります。定年退職した人はあまり苦でないかもしれませんが、現役でバリバリに働いている人はちょっと大変です。私は以前月に1~2回個展をしていたし、年に4回穴窯の窯焚きをしていたから、特にお葬式などがあると大変でした。お葬式は夫婦で2日間出なければなりません。そういう覚悟がないと田舎暮らしはお勧めできませんね。
7年前に今のところに移って、ここは独立国になりました。つまり隣近所がないので、どこにも属していないのです。ずいぶん気楽です。その代わりなにかあってもだれも助けてくれません。さてどちらがいいのでしょうかねー。
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by sueki-k | 2009-06-25 20:16 | 佐藤けいのエッセイ

隠す文化(byけい)

以前、茶碗の高台について書きました。高台というのは、お茶碗の底の少し高くなっているところです。
茶碗造りは、高台にその人の実力と個性が出ています。ですから茶席でお茶を飲んでから、ひっくり返して高台を見るのは合理的なのです。そこにはその個性と素材(土味)がでています。これは表からみただけでは分りません。こういうことは洋食器にはないと思います。裏にはせいぜい会社の名前が印刷されている程度でしょう。
こういう風に日本の文化は見えないところにおしゃれをします。典型的なのは着物です。私が以前持っていた襦袢は竜の模様が入っていました。写真は羽織の裏です。こんなところに模様が入れてある、本来必要がない筈です。表が無地で裏に模様を入れる。いわば見えないところにおしゃれをする、これが日本人の美意識です。
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これは隠す文化といっても良いでしょう。
西洋のドレスなどは、いかに見せるかに腐心しているように思われます。おっぱいギリギリまで見せます。そのくせドレスの下はしっかりガードしているのです。
着物はおっぱいはしっかり隠していますが、昔はパンティーをはいていなかったそうですね。
どちらが色っぽいでしょうか。
人間は空想の動物です。あまり露わに見せられるとむしろ色気が感じられなくなります。日本のように隠すほうが色っぽいと思うのですが、いかがでしょうか。
そういう意味で、今の若い子は色気がなくなってきているように思われますが、これは私の気のせいでしょうか。
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by sueki-k | 2009-06-24 20:34 | 日本文化論

野草の名前について(byけい)

きょうは久しぶりに晴れました。さすが梅雨ですね。昨晩はすごい勢いで雨が降っていました。
こういう山奥は、自然との距離感がとても近いです。私のところは雨だとすべてがびしょびしょになって、鬱陶しいの2乗くらいになります。その代わりきょうのような晴れた日は、快適の2乗くらいになります。都会のマンションなどは雨の日も影響が少ない代わりに、晴れた日もそれほどの感激もないでしょうね。
一長一短でしょうか。
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鳴子百合が咲きました。
山野草の世界では草の名前はすべてカタカナで書く慣わしになっています。でもやはり漢字の方が分りやすいですね。ナルコユリより鳴子百合のほうがピンときます。
キキョウ、リンドウ、サラシナショウマ、チダケサシなど書けます?桔梗、竜胆、晒菜升麻、乳茸刺、です。漢字から名前の由来がある程度分ります。リンドウは根っこが健胃剤で、竜の胆のように苦いからこの名がつきました。サラシナショウマは、春若菜を晒して食べる、チダケサシは乳茸というキノコを刺して運んだからこういう名になりました。可哀想な名前もあります。「クサレダマ」という可愛い花があります。これは「腐れ玉」ではなく「草レダマ」です。レダマという低木に似た草という意味です。ひどいのはママコノシリヌグイ、これは「継子の尻拭い」で、茎がトゲトゲの草です。もっとひどいのはヘクソカズラ、「屁糞カズラ」でカズラは蔓の意味です。ちょっと揉むと嫌な臭いがするのでこの名がつきました。花は可愛いのですけどね。
その点、鳴子百合は良い名前です。私が山野草の世界に入ったキッカケになった草です。百合科で、この緑色の鈴のような花のなんという涼やかさでしょうか。(詳しくは10月18日のブログをご覧ください。)
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by sueki-k | 2009-06-23 20:23 | 山野草

フク、どうしたの?(byめぐみ)

ここ1週間ほどフク(オス犬)の様子が変です。
北海道旅行に出かける前から発情が始まっていて、帰ってきた時はだいぶおさまっていました。それでもまだ夜中に吠えたりしていたので、夜だけ母屋から離れた窯場に繋いでいました。2,3日たったある日のこと、いつものように「フクちゃん」といって近づくと、左手を上げて、ハヒ、ハヒ・・・という具合にものすごく痛そうな様子です。悪い虫にでも刺されたか、ガラスでも踏んづけたのかと思いましたが、傷は見当たりません。「どうしたの?よしよし」とか慰めても、興奮状態です。
ところが、お散歩に連れ出すと ケロッとして普通に歩いているではありませんか。
ハハーン、これは、構ってもらいたいと言う合図であるな。犬は、飼い主の気を引くために片手を上げて、怪我をしたようなしぐさをすることがあると、本で読んだことがありました。
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夫にも話して、意識して構ってあげることにしました。
散歩もできるだけ長くしてみましたが、何となくつまらなそうで無気力な感じです。ご飯はちゃんと食べるしウンチもしっかり出ています。だんだん、大げさに痛がる様子もしなくなってきましたが、まだ時々痛そうにしています。どこか虚ろな雰囲気です。この頃、メス犬のハルがフクを威嚇している様子なので それがいけないのでしょうか?天真爛漫、明るい性格と思っていたのでなおさら心配です。
こんな経験ある方、いらっしゃいますか?
やはり、愛情不足なのでしょうか・・・
獣医さんに相談した方が良いのでしょうか・・・
どなたか、教えてくださいませ。
                                          
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by sueki-k | 2009-06-22 21:50 |

本格的に風邪をひく(byけい)

今、家の回りでは様々な花が咲いています。山ボウシ、鳴子百合、赤ショウマ、小アジサイ、ユキノシタ、そして写真の山オダマキなどです。オダマキというのは、昔、麻糸を巻いた道具だそうで、形が似ているからでしょうね。それにしても山の中にひっそりと咲いているこの花のなんと美しいことか。私はやはり自然の花が好きです。
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本格的な風邪をひきました。私は35年くらい歯医者以外は行っていないし、健康診断も受けていないと自慢してきましたが、一週間前からとうとう風邪をひいてしまいました。月曜からひき始め、水曜日に一日寝込みました。一日寝込むなどというのは20年ぶりくらいでしょうか。多少風邪気味というのはありましたが、寝込むというのはとても珍しいことです。でも良いチャンスと思い、風邪がどういう風に進行していくのか、観察しました。
月曜はちょっと咳が出始め、でも熱を測っても平熱でした。仕事も普通にしていました。でも夜測ったら36,8度あり、これは少しヤバイと思いました。火曜日、かなり具合が悪くなっており、咳が激しく出るようになっていました。仕事はサボり気味にやっていました。寝るとき測ったら37,2度でした。水曜の朝はドーンと具合悪くなっており、体温も37,8度ありました。これはもう仕事にはならないなと覚悟し、寝ることにしました。午前中は最悪。でも夕方になると少し楽になり、メグミにも顔つきが良くなったと言われました。寝るときの体温は37,2度。おー、どん底からは脱出したなと思いました。木曜はもう仕事です。体も随分楽になり、体温も36,8度まで下がりました。但しその晩寝ようとしたら寝れない。夜中に起き出して4日ぶりに酒を呑みました。
勿論薬はぜんぜん飲まずです。私の体はここ一週間しっかりと風邪と闘い、克服した訳です。これで風邪に対する抵抗力がついたでしょうから、また10年くらいは大丈夫でしょう。
いや~、この一週間面白かったです。
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by sueki-k | 2009-06-21 21:01 | 健康