陶芸家の森の日々                      ~佐藤火圭(けい)ワールドへようこそ!

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カテゴリ:佐藤けいのエッセイ( 178 )

エンピツ主義

最近、エンピツをよく使うようになりました。
きっかけというようなものはないのですが、ある時ふと、ものを書くのにボールペンでなくともよいのでは、と思いました。それまでは、何も意識せずにボールペンを使っていました。
私はシャープペンが嫌いです。どうも書くときの力(筆圧)が強いらしく、すぐに折ってしまうのです。ので、ボールペンばかり使ってきました。ボールペンの良さは複写の場合に有効なことです。仕事上、納品書などを書きます。その時はボールペンが便利ですが、普通の記録はエンピツで充分ではないかと思い始めました。
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エンピツの良さは、自然素材で環境にやさしいことですかね。山に捨ててもいずれ腐って自然の中に戻ります。ボールペンは山には捨てる気がしません。
また、100年後、あるいは1000年後にはどちらの記録が残っているでしょうか。エンピツではないでしょうか。
削りに個性が出るのも楽しい。エンピツ削り器というのはありますが、私はナイフで削ります。そのほうが楽しいし、習字で墨を磨るような「間」がありますね。
これを私は「エンピツ主義」と名づけました。エコで自然でゆったりとしていて幸せになれる、そんな世界に住みたいと思います。
数回前に書いた薪ストーブもそうです。
人生の目的は「便利」ではなくて「幸せ」だと常々思っています。
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by sueki-k | 2015-02-03 00:00 | 佐藤けいのエッセイ

植民地化の続きの話

前回、「エネルギーの植民地化」という話をしましたが、これはエネルギーだけでなく、すべてにおいて言えます。
去年、高関町で新陶芸教室を始めて、外食をする機会が増えました。その時思ったのは、チェーン店などで食事をすると、その金は全部中央つまり東京へ流れるということです。これはコンビニ、イオンなども同じで、まるで吸金ポンプが全国に敷かれていて、地方の金は東京に吸い取られる仕組みになっているのです。
つまり、地方は東京の植民地と化しているのです。

昔はそうではありませんでしたね。私が小さい頃は、高崎銀座といってアーケード街に小売店がたくさんあり街が元気でした。つまり使ったお金が全部街で巡回していたのでした。

今、「地方創生」ということが叫ばれていますが、これはいかに地方が疲弊しているかの証です。いくら税金を注ぎ込んでも無駄です。社会の構造を変えなければ駄目です。が、貧困の政治には無理でしょうね。

どうしてこうなったかというと、1990年代に大型店舗を許可したからです。これはアメリカの真似ですね。大資本と小資本を戦わせようというわけです。こうして貧富の差が広がってゆきます。自由競争とか規制緩和というとカッコいいですが、ときには規制も必要だと思います。

きょうは写真がないので、後で載せますね。
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by sueki-k | 2015-01-17 20:27 | 佐藤けいのエッセイ

「エネルギーの植民地化」の話

ご無沙汰しております。
いや、ずいぶんのご無沙汰です。今年からちゃんと週一でブログをと決心しましたが、もう10日になってしまいました。心を入れ替えて、週一ブログを再開したいと思います。
さて、きょうはストーブの話です。
先日、薪ストーブを居間に入れました。仕事場は前から薪ストーブでしたが、居間に入れるのは初めてです。
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ごらんの通り、ホームセンターで一番安いやつです。これ、3700円でした。でもこの周りにレンガを積むと一味違います。まず保温力が違う。夜中もぽかぽか暖かい。かつ、遠赤外線効果でしょうか。暖かさが気持ちいい。燃やす材木はその辺の山の中から取ってくる。つまり、ただ。
こういうことを思いついたのには理由があります。
「エネルギーの植民地」という話です。
例えば我が家で石油で暖房したとします。このお金はすべて中央、つまり東京へ流れます。そしてさらに石油産出国(アラブなど)に流れます。そちらを仮にAとし、私をBとすると、BはAの植民地的な存在になります。これは不愉快ですね。実はこれは電気も同じです。電気を使うとそのお金はすべて東京に流れます。その先は石油産出国です。
もし、その代わりに薪を使ったとします。その人件費は地元に流れます。するとここは植民地ではなくなります。
なおかつ、薪は再生エネルギーです。不思議に思うかもしれませんが、基本的にCO2は排出しません。(これに関してはまた別の機会に書きます。)
というわけで、薪ストーブにしました。
この薪ストーブ、ガスレンジのすぐ横なので、最近は料理をすべてこの上でしています。ガス代も節約できます。良いとこずくめの薪ストーブです。
日本中にこれを広めたいですね。

次回は、その植民地化の話を突き詰めます。
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by sueki-k | 2015-01-10 22:06 | 佐藤けいのエッセイ

デブへの道、まっしぐら!?

ご無沙汰しております。
週一のつもりがなかなか書けずに、ご無沙汰になってしましました。
きょうはデブの話。

以前から感じていましたが、温泉などに行くと肥満の人が多い。中年以降の人は勿論、小学生なども考えられないくらいの肥満の子供がいたりする。かく言う私も最近太りつつあります。

原因は単純。今年1月から高碕の街中で陶芸教室を始め、それが火曜日と水曜日で、木曜日は同じ場所でヨガがあるので、結局二泊三日になります。で、外食が増えたのです。その結果私の体重が65kgから68kgに増えました。最近の傾向なのでしょうか。セットメニューというのが多いのですね。ラーメンと餃子とか、蕎麦と肉丼とか、カレーとうどんとか・・・

昔、京都の今熊野というところの製陶所で働いていた時の話です。私が23歳くらいで、近くの食堂で「チャーラー」というメニューがありました。それはチャーハンとラーメンのセットメニューでした。これは若い私としては満足な食事でした。でも今、この時代、この年齢だとそれはちょっと多い気がします。で、当然太るわけです。
私の身長は172cmなので、理想体重は恐らく65kgくらいと思われます。それをずっとキープしてきましたがそれが崩れつつあります。私もいよいよデブの仲間?
いやちょっと待ってください。
ダイエットなんて簡単です。
とても簡単です。
毎食、ちょっと少なめに食べればよいのです。
世の中、ダイエットブームですが、それはたくさん食べて、なおかつ痩せたいという馬鹿な考えです。ありえないですね。
単純です。
食べなければ良いし、それが健康につながります。
一ヵ月後には65kgにもどしたいと思っています。
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by sueki-k | 2014-06-19 22:57 | 佐藤けいのエッセイ

ネットを捨てよ、街へ出よう!

ブログを書きながらこういうことを言うのもなんですが、私はこう言いたい。
「ネットを捨てよ、街へ出よう!」
昔、書を捨てよ、街へ出よう!という言葉がはやりましたが、それのモジリです。

先日、知り合いから「フェイスブック奴隷になっていませんか」というメールが届きました。
私は取りあえずフェイスブックに入っているのですが、開店休業のようなもので、あまり投稿もしていませんし、見てもいません。というのも忙しくて見ている暇がないのです。
それにしてもフェイスブックからの連絡が多いですね。
私はお友達が10人くらいですが、100人という人もいるみたいで、すると連絡は私の10倍ですか。多分それに対してまともに対応すると、まるでフェイスブックの奴隷のようになるのでしょうね。
皆さん、気をつけましょう。

ネットの情報は膨大ですが、あくまでバーチャルです。
それよりも、街や山や海へ出る方が健康的だと思います。
最近、我が家でイベントをしても、以前よりも来る人が少ない。もしかして、家に閉じこもっているのかと思い、老婆心ながら、きょうのブログを書いた訳です。

さて、私の「怒涛の毎日ブログ」ももうすぐ2ヶ月になります。
このまま続けるか、また「週一ブログ」に戻すか、迷っています。というのも、相変わらず超多忙なのでね。
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by sueki-k | 2014-05-07 22:10 | 佐藤けいのエッセイ

外囲炉裏

外に囲炉裏を作りました。
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以前、そこにはバーベキューの炉がありましたが、ちょっと変えて外囲炉裏を作りました。
バーバキューの炉と囲炉裏との違いは、灰でしょうか。ここには灰を入れて炭をおこし、魚などを焼きたいと考えています。
バーベキューの炉は雨ざらしでしたし、ゴミなども燃やしたりしました。が、囲炉裏は違います。普段は蓋をして、ちゃんと管理します。なんでしょう。格の違いとでも言いしましょうか。
何故こんなのを作りたいと考えたかというと、去年近くのかやぶき屋根の食事処に寄ったときに、囲炉裏で焼いてくれた岩魚の山椒焼きがとてもおいしかったので、これをうちでもやりたいと考えたからです。
味付けはこれからの課題です。

さて、明日は窯だしです。
どんな窯だしになるか、期待と不安です。
明日報告しますね。
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by sueki-k | 2014-04-26 23:06 | 佐藤けいのエッセイ

続・登校拒否orひきこもり

きのうの話の続きです。

私のまわりにはひきこもりや登校拒否の子がたくさんいます。
友人の3人息子はみな登校拒否でしたし、やはり友人の3人娘も全員登校拒否でした。また、お客さんの息子は中学卒業した時からひきこもりで、今はもう40歳を越えている。これはちょっと重症です。

きのう話した男の子はお父さんがお医者さんで、我が家に1ヶ月いて、この子も復活しました。今は薬学部に通っています。

共通したことがあります。それは親が皆優秀ということです。つまり子供も優秀なのでしょう。3人娘の両親は東大ですし、3人息子の親も優秀です。
つまり原因は今の社会にあるのかも知れません。
そう考えると部分的には解決可能です。
が、社会の問題としては大きすぎてなんとも難しいですね。

ま、私としては微力ながらお役に立ててうれしいです。

ここのところ写真がありませんね。
あすからは写真をふんだんに載せたいと思います。
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by sueki-k | 2014-04-25 23:30 | 佐藤けいのエッセイ

登校拒否orひきこもり

先日の窯焚きはとても賑やかでした。
窯焚きは土、日がクライマックスでなおかつ大変なので、手伝いをいろいろな人に頼みました。
武蔵野美大の4年生、三郷の陶芸家、漫画家、元バスの運転手、船橋市のご夫婦、画家など年代も職業も多彩でした。その中に17歳の少女がいました。きょうはその子の話です。

昨年友人から相談を受けました。高校2年の娘が登校拒否だというのです。ゲーム中毒になり、夜昼逆転で学校に行っていないというのです。そこで夏に我が家で預かることにしました。
我が家は1キロ四方人家なしの山奥で、携帯の電波は届かない、またテレビ電波も届かない(従って我が家にはテレビがない)という山奥です。ここにその娘を預かりました。
我が家には犬が3匹います。その娘は犬が好きなので、まずは犬の散歩が仕事です。それ以外にも我が家にはやることがたくさんあり、それを手伝ってもらいました。
我が家にはいろいろなドラマがあります。その娘が来たときには野兎を飼っていました。そのほかにもジガ蜂が虫の幼虫を捕まえたり、様々な人が来客したりします。
夏1ヶ月ほどいて帰り、秋には窯焚きにも参加しました。

今、彼女はちゃんと学校に行っているそうです。復活しました。うれしいですね。
先日の窯焚きのときもフル回転で手伝ってくれました。
きょう、ヨガの先生と話していて、顔つきが全然違っていたということでした。(去年の夏に一度ヨガに連れて行って、先日も連れて行ったのです。)

実は3,4年前にも同じようなことがありました。その時は高校2年の男の子でした。
また。まわりには同じようなことがたくさんあります。
この問題は大きいので、あす、また書きます。
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by sueki-k | 2014-04-24 23:24 | 佐藤けいのエッセイ

堺屋太一の話

以前週刊誌をよんでいたら、堺屋太一のエッセイがありました。
その要旨はこうです。

これからの世の中、年金はあてにならないから、自分の趣味を生かして収入を得る方法を考えたほうが良い。それは、いやな仕事を無理にやるのでなく、少なくてもよいから好きなことを生かして、少しでも収入を得るべきだ。知り合いに囲碁の好きな人がいて、その人はマンションで碁会所を開いて、1月に10万円くらいの収入を得ている。これなどは理想的だ。

こんな感じでした。
私もこの意見に賛成です。
いずれ年金は破綻します。破綻といってもなくなるわけではありません。なくなるようにしたらその政党は消えるでしょうから、なんとか維持はするでしょう。でも、無い袖は振れません。極端に少なくなるでしょう。そういうことを境屋さんは分かっているのです。だから定年退職した後、少しでも収入の方法を考えていたほうが良いと忠告しているのです。
恐らく、10年、20年後にはたいへんなことになるでしょう。その時になってからでは遅いのです。
皆さん、覚悟はしておきましょう。
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by sueki-k | 2014-04-23 23:43 | 佐藤けいのエッセイ

続・断拾離

きょうから穴窯の窯詰めが始まりました。
窯詰めは3日間ですが、きょうはその準備程度。
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これが穴窯。
奥から順に入れてゆきます。
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これが中ですが、まだほんの少し入れたところです。
これをいっぱいにします。
詳しくはあすから書きますね。

きょうはきのうの続きです。

今の世の中、捨てるのがはやっていますが、その原因のひとつに、粗悪品が多いからではないかと思います。
私の知り合いは無垢の木の立派なテーブルを買いました。木は樹齢200年だそうです。木工家に言わせると、樹齢200年の机は200年使って欲しいのだそうです。そういう机は決して捨てられることはないでしょう。
反対に100円ショップのものなどはどんどん捨てられる運命にあります。
今の日本は豊かになったといいますが、粗悪品が回りに溢れているだけです。豊かになったのは「量」であり「質」は貧しくなったと私は思っています。
私が拾いたいのは、ちゃんとしたものです。
現代の日本はまだ使えるものすら捨てる傾向にありますからね。私はそういうものを拾うのが趣味です。
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by sueki-k | 2014-04-13 22:58 | 佐藤けいのエッセイ