陶芸家の森の日々                      ~佐藤火圭(けい)ワールドへようこそ!

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カテゴリ:フランス語( 1 )

詩的発想(byけい)

きょうの話は写真が要らないので、久しぶりに猫の「のり」の写真を載せます。まだ完全に大人にはなっていないようですが、随分大きくなりました。のりがこのブログに初めて登場したのは9月3日です。あのみすぼらしい子猫が、こんなにりっぱになりました。
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先週(1月29日)フランス語の話をしたので、その続きをお話します。
フランス語の授業で一番面白かったのは「definition(デフィニシオン)」という授業でした。「definition」というのは「定義」という意味です。まず先生がフランス語で題を出します。それを生徒が一週間考えてきて、翌週授業が始まる前に黒板に書いておき(勿論フランス語で)、それを先生が添削してくれるのです。これは、一種の作文の練習なのですが、発想の練習でもあるのです。普通、作文はつまらない文章ですよね。例えば「きのうわたしは図書館に行きました」こんなの作文しても全然面白くない。その内容をじぶんで考えて表現しなさいというのです。
さて当時の授業を再現してみましょう。
まず題は『傘』、ある生徒の答え・・・『天から降ってくる槍に対する楯』
これをフランス語で表現する訳です。問題はその内容。出来るだけ詩的に表現したい。
次の題は『船』、ある生徒の答え・・・『砂漠の中のコップ一杯の水』
う~ん、かっこいい!まったく逆転の発想、これこそ詩的ですね。
次は『車』・・・飛ぶ夢を忘れたテントウ虫。
『ツバメ』・・・夏を織る杼(ヒ)。これは私の作。杼というのは機織の時、横糸を通す道具。ツバメが夏、通りを行ったり来たりするのを杼にたとえました。これ、先生にほめられました。
『雪』・・・『天というおしべから地というめしべへ降りそそぐ花粉。ゆえに大雪の時は豊作になる』

この授業はとても勉強になりました。それは、何か知識を教わったというのでなく、どう発想したら良いかという訓練の勉強でした。
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by sueki-k | 2009-02-03 19:55 | フランス語