陶芸家の森の日々                      ~佐藤火圭(けい)ワールドへようこそ!

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チャリティー作陶展のお知らせ

5月25日から5日間高崎高島屋でチャリティーの作陶展をやることにしました。
ご案内は以下の通りです。

「東日本大震災チャリティー佐藤烓作陶展」のお知らせ
《通常の半額で販売し、売り上げの全額を寄付します!》
此ノ度の東日本大震災は目を覆いたくなるような大惨事です。
私は20年程前、岩手県遠野市に6年間住んでいました。釜石、大船渡、陸前高田には知りあいも多く、よく遊びに行きました。あの人達はいったいどうなったでしょうか。また、いわき市とも縁が深く、個展をしたり、レンガを仕入れたり、3月にはいわき市の老人施設の人達8人を受け入れお世話もしました。居ても立ってもいられない気持ちも、4月の穴窯の窯焚き、そして連休の窯出し展のため眼をつぶるしかありませんでした。その間、私になにか出来ないものだろうかと考えてきました。寄付や節電もしますが、私にしか出来ないことーーーそれは私の作品です。この作品をお金に換えて寄付しようと思い立ちました。焼物を被災地に送ってもたいして喜ばれないでしょうが、これをお金に換えることは出来る。
 震災後、私の友人の陶芸家(益子在住)に電話をしたところ、いくつかあった窯は全部壊れ、作品もたくさん割れたそうです。幸い私の窯は無事でしたし、作品も湯呑みが20個割れた程度です。あの被災地に比べれば被害はゼロといっていい。ならば私の作品も地震で割れたと思って寄付すれば良いと考えました。
 売り上げの全額を寄付したいと思ったので高崎高島屋さんに相談したところ、快く場所を無料で提供してくれることになりました。
 よって、売り上げの全額を被災地に寄付しようと思います。
 お客様に喜んでいただくために通常の私の価格の半額にします。
是非たくさんの人にきていただき、1円でも多く寄付したいと願います。皆様、よろしくご協力ください。
概要は以下の通りです。

名称;東日本大震災チャリティー佐藤烓作陶展
内容;売り上げの全額をいわき市に寄付
期間;2011年5月25日(水)~5月29日(日)
場所;高崎高島屋5階食器売り場
お金の流れ;いったん高島屋さんに入金し、その後佐藤烓に高島屋から振込み、佐藤烓が直接いわき市に持ってゆく。後ほど高島屋にその受取書を公開する。

100万円を目標にしています。これは、お金持ちがポンと寄付するのと意味が違います。みんなが動いて、ガソリン使って高島屋まで来て、食事をしたりして経済が活性することに意味があると思っています。皆さん、是非お越しください。
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by sueki-k | 2011-05-21 01:27 | その他

山桜が満開(byけい)

只今、我が家の山桜が満開です。
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私は20年くらい前に、この倉渕に引越ししてきました。最初、川浦というところに住んでいました。そこに12年住んで、、ちょっと不便だったので引っ越そうと思い、土地を捜しました。でも、倉渕は植林が盛んで、杉林ばかりで良い土地が見つかりませんでした。
私は雑木林を捜していて、今のこの土地を紹介されました。ここに沢が流れていて、それを見て、私はここに決めました。
ここは桜が多いので、この時期になると森が白っぽくなります。
今のこの時期は、まさに桃源郷(桜源郷?)です。
秋には、紅葉で、これも格別です。
四季折々、すばらしい。もしかして、日本人の優秀さ、繊細さはこの季節の豊かさから来ているのかもしれませんね。
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by sueki-k | 2011-05-08 23:55 | その他

コンサートのお知らせ(byけい)

4月29日、ジャズピアノのコンサートを我が家でします。
こういう時ですから「チャリティーコンサート」にします。
プロを呼ぶので、全額寄付という訳にはいきません。一部を被災地に寄付しようと思っています。
最近自粛自粛で、震災地以外の所も元気をなくしています。これ良くないことだと思います。こんな時こそどんどん動いて、元気になって、震災地を応援すべきだと思います。
内容は以下の通りです。皆さん、是非お越しください。

佐藤けい工房«窯出し記念・チャリティージャズコンサート»

日時;2011年4月29日(金)午後2時~3時半頃
会場;佐藤けい工房(高崎市倉渕町権田5344-146)
   電話(027)378-4108
   ファックス(027)378-4109
演奏者;佐々木正則(ピアノ)、会田桃子(ヴァイオリン)、多田文信(ベース)
曲目;Take the "A"train, Is'nt she lovely, It don't mean a thing, Almaz, etc.
入場料;5000円(飲み物&記念品付き。窯出しした作品の中から記念品を1点選んでいただきます。但し湯呑み、タンブラー、ジョッキなど5000円前後のもの)
前売り券;4000円(4月25日までにお申し込みください。入場券をお送りいます。尚、都合で来られない場合は、この入場券で後ほど作品と交換できますので損はしません)

佐々木正則さんは私の友人でとてもユニークな方です。会田桃子さんはネットで調べていただくと解りますが、世界的に活躍しているヴァイリニスト、多田文信さんはフュージョン系音楽の第一線で活躍するベース奏者です。どんな演奏になるのか楽しみです。
雑木林の中で、沢の音、小鳥の声など聴きながらの野外コンサートです。是非お越しください。

*雨天でも決行します。その場合はシートを張ってやることになるでしょう。
*ジャズコンサ-トなのでお酒類も出します。飲む人は運転手と一緒にお越しください。
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この写真はコスミレというスミレの一種です。我が家の周りで咲いています。
日本はスミレ王国と言われるほどスミレが多い。うちの敷地内で咲いているのは「スミレ」「タチツボスミレ」「アカネスミレ」「エイザンスミレ」そして写真の「コスミレ」などです。
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by sueki-k | 2011-04-20 22:21 | その他

地震がありました(byけい9

きょう地震がありましたね。
ちょうど仕事場にいる時に、グラグラと揺れ始めました。
余震が長いので、これは遠くの地震かなと思いました。でも本番はすごかったですね。
棚の上の作品が落ちて、壊れました。
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何年か前の新潟地震の方が近かったですが、その時は作品はひとつも倒れませんでした。
今回はその時よりも揺れが強かったし、被害もありました。
先ほど知り合いのところで、映像で被害の様子を見ました。
それと比べるとうちの被害はゼロに近いです。
「地震、雷、火事、親父」といいますが、さすがに地震は恐いですね。
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by sueki-k | 2011-03-11 23:22 | その他

蜂に刺(や)られた!(byけい)

昨日まで穴窯の窯焚きでした。
いつもの通り、3日間窯詰めで6日間の窯焚きでした。でも最後の火を止めてから、私はダウンしました。窯が焚き終わると乾杯するのですが、ビールが胃に入っていきません。こんなことは今まで100回くらい焚いていて初めての経験です。原因は疲労です。
疲労の原因はというといろいろあるのですが、一つは窯詰めの1週間前くらいの時に蜂に刺されたことがあります。
スズメバチにやられました。しかも2箇所です。
今度私の友人の石田節子さんが、私の家のすぐ前に「おかいこステーション」(詳しくは次回のこのブログに書きます)というのを作ります。そのスタッフ(Hさん)が今私の敷地内のプレパブに住んでいます。
Hさんがプレハブに帰るとき、頭を刺されました。彼女は突然頭をやられたわけで、一体なにが起こったのか分からなかったと言います。突然頭をガーンとやられたのです。私が仕事をしていたら、「ケイさん、蜂に刺されたみたい」と言って来ました。そこで私はきっと巣があるに違いないと思い探しに行きました。そしたらあいつら突然頭を攻撃してきました。ヤバイ!と思って逃げ出したら今度は首を刺しました。Hさんと違って私は蜂と判っていましたので、あわてて逃げました。そしたら崖から落ちていましました。その時木をつかんだら右手の平をゲガをしました。
取りあえず、落ち着いて見に行ったら、スズメバチが薪置き場の上の納屋に群れていました。
普通こういう場合、市役所に退治してもらうのでしょうが、私は自分でします。
蜂は夜になると巣に全員帰っているので、そこを襲います。
とにかく刺されないためにジャンパーを着て、サングラスをして頭から顔にバスタオルを巻いて、キンチョールを持って、さあ突撃!です。
いました。タイヤのまわりにウジャウジャと。
私はキンチョールをシューと吹きかけました。あいつら、一遍にダウンして行きますが、中には果敢にこちらに向かってきます。ヒェー!やめてくれー。これ以上刺されたくないぜ!
私はビビリながらも果敢に吹きかけました。推定1時間、私は戦いに勝ちました。
写真はこのタイヤの中の巣です。
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これ正真正銘のスズメバチの巣です。300~400匹くらいいたでしょうか。全滅させました。可愛そうですが仕方ありません。こちらも命がけですからね。
私は今の倉渕来て20年、刺されたのは今回が3回目です。
よく2回目が危険と言われますが、それは身体の弱い人でしょう。私は全然平気です。
山は危険がいっぱい。油断は禁物です。でも私から見ると都会の方がもっと危険がいっぱいに思えます。熊よりも蜂よりも恐いのは人間、自然の動物たちは理不尽に襲ってきませんからね。
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by sueki-k | 2010-10-07 01:35 | その他

ミュージカル「Annie」(byけい)

昨日、ミュージカルの「Annie」を観てきました。
ミュージカルを観るのは初めてではないものの、かなり珍しいです。
孤児の少女が大金持ちに救われるというハッピーエンドものですが、なかなか感動的で、途中何度も泣かされました。ミュージカルって、演劇あり、歌あり、踊りありでとても楽しいものです。途中タップダンスもタップリ楽しめました。
子供が主役で、それが上手なのですね。主役以外にも子供がたくさん出て、この子たちも熱演でした。
また本物の犬も出て、これも人間並に演技をしていました。
こうなると、大人は子供と犬に負けそうです。
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何故、こんな子供のミュージカルを観に行ったのか。
昨年、我が家に「ぶらり途中下車の旅」というテレビの取材がありました。その時の旅人が目黒祐樹さんという俳優さんでした。私はテレビを見ないので知りませんでしたが、松方弘樹の弟ということでした。もっとも松方弘樹も私は知りませんが・・・
取材が終わってから、目黒さんが、「Annie」というミュージカルに主役で出るので是非観に来て欲しいといいました。
今年、新聞の広告に「Annie」が出ていて、脇役に森口博子の名前がありました。森口さんは10年ほど前に私の工房で作陶していったことがあります。窯出しにも来ました。
二人も知り合いが出るのだから、これは行かなくてはと思い、早速前売り券を手配し、昨日行ってきたわけです。
終わってから楽屋裏にプレゼントを持って訪ねました。まず受付があり、「目黒さんと森口さんにお会いしたい」というと私の名前をきかれ、本人に電話をします。二人とも私の名前を覚えてくれていて、お会いできました。二人ともとても喜んでくれて、私のジョッキをプレゼントしたら、逆に記念品を頂いてしましました。
いや~、一流の人は腰が低いですね。目黒さんなんかは、コーヒーまで出してくれました。
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by sueki-k | 2010-05-08 23:50 | その他

窯出し展とコンサートのお知らせ(byけい)

お知らせです。
来る4月30日から5月5日まで「窯出し展」をします。
先日(17日)焚き終わった窯の作品を、「窯出し展」という形で見て頂きます。
そのオープニングで、コンサートを行います。
4月29日(木)午後2時~3時半くらいまで。
カペラッテという所沢在住の女性3人組のコーラスです。アカペラなので《カペラッテ》というわけです。
主にクラッシックですが、日本の歌なども演奏します。
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天気が良ければ野外コンサートにします。我が家は斜面にデッキがあってそこで歌ってもらうわけですが、沢の音や小鳥の声や風音がして、サントリーホールにも負けない自然の音楽堂と自負しています。
但しカペラッテはプロですので(CDも出しています)入場料は要ります。
入場料は5000円で、記念品として窯出ししたジャズタンブラー(足付きタンブラー、5250円)をプレゼントします。つまり、この企画はあくまで「窯出し展」のオープニングなのでジャズタンブラーを買って頂いて、コンサートはただ、という趣旨です。前売り券は4000円で、本当は締め切りが22日までですが、26日まで延期します。4000円で5250円のジャズタンブラーが手に入り、コンサートが聴けて、コーヒーやビールなども飲めてしまうという、超お得な企画です。是非お越しください。(℡027-378-4108)
又、「窯出し展」は、窯出しした作品をそのまま見ていただくという趣向です。窯出ししたものは灰が被ったり、割れたり、他のものとくっついたりで、とてもドラマチックです。普通の個展ではそれをサンドペーパーで磨いてきれいに洗い、お化粧して出品するのですが、今回の「窯出し展」では、窯出ししたそのままを見ていただくというとてもユニークな個展です。こういう個展は恐らく世界中探してもないでしょう。
「窯出し展」は入場無料ですし、コーヒーやお茶くらいは出します。
大自然のなかで、お茶を飲みながら、窯出しした作品をお楽しみください。
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by sueki-k | 2010-04-22 00:22 | その他

ヤマガラの雛(byけい)

きょう、木にかけた野鳥の巣を覗いてみました。というのも去年、5月にヤマガラとキセキレイが我が家に巣をかけて、雛をかえしたからです。去年の中旬の窯出しの前に、ヤマガラが外の棚に置いていた筒花瓶の中に卵を産みました。どうもそれがかえったらしく、頻繁にえさを運んでいました。その近くにキセキレイも雛をかえし、これも餌を運んでいました。その頃に窯出しがあったから大変です。餌を運べなくて、このままだと死んでしまうというので、皆でハエをとってあげました。すると7羽の雛は口を大きくあけてねだります。それがあまりにも可愛かったので、今年はちゃんと巣箱をかけました。そしてきょう初めて中を覗いてみました。そしたら・・・
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おー、いました、いました、暖かそうな苔のフトンに包まれて、6匹(7匹?)の雛がぐっすりと寝ていました。去年と違って、餌をねだらないのが残念ですが、でも可愛いですね。
あまり覗いていて、親鳥が怒るといけないので、すぐに遠くから見ることにしました。しばらくすると親鳥がやってきて、ビー、ビーと鳴きます。すると雛が、チー、チー、と答えるのです。多分こうです。「餌の時間だよ、みんな起きなさい!」「お母さん、お腹すいたよ」そして間もなく親鳥が中に入ってゆきます。
森のなかのドラマでした。
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by sueki-k | 2009-05-27 23:59 | その他

自然農法(けい)

きのうまで、3日連続で飲みまくっていたので、きょうは久しぶりに酒抜きの日にします。それにしてもよく飲みました。でも2日酔いにならないのです。20代の時はこんなに飲むと翌日、頭がガンガンしたものですが,今60過ぎて若い時より強くなっている感じです。でも体がかわいそうだから、今日は控えます。
窯出しした作品は今庭に出しっぱなしです。連休でお客さんがいらっしゃるでしょうから、しばらくこのままにしておきます。
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きのうの宴会で「自然農法」という話がでました。今度こちらに移住したいという女性Mさんが「自然農法」をやりたいというので、私の友人の娘さん夫妻を呼びました。そのご夫婦も「自然農法」をやりたいのだそうです。
「自然農法」というと、普通の人は「有機農法」と混同しますが、この2つは全然違うのです。「有機農法」というのは、牛糞や鶏糞を入れて栄養たっぷりの土にして栽培するやり方を言います。「自然農法」は一言でいうと無肥料栽培です。30年以上前に書かれた、福岡さんという方の「ワラ一本の革命」という本から始まっています。この本の主張は、植物は自然のままで、ちゃんと元気良く育つというのです。《耕さない》、《肥料をやらない》《雑草を取らない》、《農薬を使わない》というのが基本となっています。肥料をやらないで大丈夫?と思うでしょう。でも自然界の植物は牛糞などを入れなくても元気に育っているのです。但し赤土のように全く肥料分を含まない土では無理です。一番良いのは長年堆積した腐葉土ですね。腐葉土はとてもふかふかして、触っていても気持ちが良い、豊な感じがします。反対に牛糞の入った土は触りたくないですね。きっと植物にとっても不愉快でしょうとMさんは言っていました。私もその意見に賛成です。私ももう少し時間がとれたら、「自然農法」をやってみたいのですが・・・
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by sueki-k | 2009-04-28 21:51 | その他

人はみな怪物を背負っている(byけい)

私は最初、北海道大学に入り、焼き物に出会って北大は中退、その後京都工芸繊維大学に入りました。その工繊で出会ったのが、フランス語の阿部哲三先生でした。工繊時代、私はフランス語ばかりしていました。先生は授業だけでなく、放課後「輪読」といってフランス語の原典を読む会もやっていました。私はその会(いくつかあってその殆ど)に出ていました。そういう訳で私の工繊時代はフランス語一色でした。写真はその時のノートの一部です。一番上の本はモーリアックの「愛の砂漠」、その下の青いノートはそれを全部手書きで写したものです。
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その時読んだ中に、「パリの憂鬱」(ボードレール)という散文詩集があります。その中の一つ「CHACAN SA SIMERE」というのが印象に残っています。綴りは間違っているかもしれません。英語に直すと「Earch his CHIMERE」。シメール(CHIMERE)というのはギリシア神話に出てくる怪物です。《人はみなそれぞれシメールという怪物を背負っている》という詩です。
そうです。私もあなたもみな怪物を背負って生きているのです。これは「業」と訳してもいいかもしれません。私は特に大きな怪物を背負って生きている気がします。
ところで判らないのはボードレールです。彼はこの詩の最後で、「私の怪物はindifference(無関心)だ。」というのです。無関心が怪物?うーむ、詩人というのは解らないことを言うものだ。いまだに理解できていません。どなたかお解かりでしょうか。
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by sueki-k | 2009-01-29 23:38 | その他