陶芸家の森の日々                      ~佐藤火圭(けい)ワールドへようこそ!

suekinokei.exblog.jp
ブログトップ

カテゴリ:作品紹介( 5 )

新作

今年6月、「榛名山麓工芸展」というグループ展があり、テーマが「花に遊ぶ」でした。で、私は山野草の模様の作品を出品しました。勿論、めぐみもそのメンバーなので、花シリーズで出品しました。こんな感じです。
c0178008_0455770.jpg

めぐみのはこんな感じです。
c0178008_0471917.jpg

めぐみのは、今までと同じパターンですが、私のは今までにない手法です。

これ勿体無いので、今度8月にヤマダ電機で二人展をするので、そこに出品します。
DMには下の写真を使いました。
c0178008_0502585.jpg

これは、私・佐藤けいの作品(山芍薬)です。
c0178008_0513821.jpg

これはめぐみの、いままでにない作品です。「榛名山麓工芸展」のメンバーの中にステンドグラスの人がいて、その人にカケラを貰ってきて、それで造ったものです。
二人展は以下の通りです。
会期;8月5日~8月18日
会場;ヤマダ電機LABI 2階アートギャラリー(高崎駅東口)
皆さん、是非お越しください。
[PR]
by sueki-k | 2013-07-22 23:14 | 作品紹介

山野草のお皿

山野草模様の新作のお皿を造りました。
私の作品は模様が殆どありませんが、今回のは珍しく模様がメインの食器です。

実はこの様な食器は、私がまだ駆け出しの頃(つまり30年以上前)に一度造ったことがあります。その時からずっと気になっていました。いつかまた造りたいと。

今年「榛名山麓工芸展」というのが、5月30日から6月4日まで、福祉施設の「新生会」というところであります。去年その会合があって、次のテーマを「花に遊ぶ」としようと決まりました。そこで、長年温めてきた山野草の模様の器を造ろうと思い、先日試作品を造ってみました。
c0178008_22303981.jpg

今回はお皿だけです。
カタクリ、山百合、ヒツジ草、リンドウ、タンポポ、ナルコ百合、山シャクヤク、など、ここに咲いているものばかりです。
今回は皿だけでしたが、これの湯のみやコーヒーカップ、飯茶碗などいろいろ造りたいですね。
興味ある人は、是非工芸展にお越しください。

仕事がマンネリ化しないように、新しい挑戦はしていきたいと思います。
[PR]
by sueki-k | 2013-02-11 22:38 | 作品紹介

作品紹介その4《須恵大鉢》(byけい)

きょうは丸善の個展、5日目。
ここのギャラリーは2つに分かれていて、今、隣でやっている個展は、齋藤清さんという方の絵の個展です。モノクロでシックだが、とても緊張感のある絵です。きのう、わたしの知人が来て、びっくりしました。その人がたまたまわたしと齋藤さんをよく知っていて、それがとなり同士でやっていたのです。早速紹介していただき、意気投合し、今度我が家の丸い囲炉裏で一杯やることになりました。面白かったのは、紹介されて、わたしが「先週還暦になりました」といったら、「あ、そう、じゃあ、わたしの方が5歳若いね」彼は本当は65歳です。わたしと同じ考えだなあと思った次第です。(詳しくは10月3日のブログをご覧ください)
c0178008_19415293.jpg

今日の作品紹介は《須恵大鉢》です。
この作品は炎を表現したものです。
窯の中はすごい勢いで炎が流れています。それを何とか作品に表現できないものかと考え」ました。まず大鉢に厚いせんべいのような土の塊を置きます。それだけですと、単にその部分が抜けて見えるだけですので、この大鉢の上にこれより更に大きい大鉢を造り、乗せます。そうすると、炎はその間に入り込み、火の流れた跡が表現されます。丸い抜けのところに、火が走った跡があるでしょう。それがそうです。日本伝統工芸展に入選している作品は、すべてこの手法の大鉢です。
この大鉢は、昨年の6月10日に放映された「遠くへ行きたい」で紹介されたものです。
因みに、直径は58cmです。
[PR]
by sueki-k | 2008-10-12 14:27 | 作品紹介

作品紹介その3《砂礫化粧大鉢》(by佐藤けい)

きのうは男性4人で麦屋に飲みに行きました。
麦屋さんはさしみがいつもうまい。でもさしみというのは、料理であって料理でない料理ですね。
こういうものは、日本文化には多い。というより、特徴といっても良いかもしれません。
c0178008_15544371.jpg

きょうの作品《砂礫化粧大鉢》は、さしみに似ています。
日本文化の特徴に一つに、素材を大事にする、ということがあります。
素材感とでも言いましょうか、たとえば、木工は木目を生かした、拭き漆という技法がありますし、和紙なども素材感そのものです。着物も良い例で、あれは素材そのものを着る感があります。西洋の服はどんどん裁断して、形(フォルム)を強調しますが、日本の着物は、形は一定で、生地で楽しみます。
写真の大鉢は、形は平凡でなにもデザインをほどこしていませんが、素材が面白いのです。これは「原土」というのを使っています。普通焼き物を作るときは、細かい土を使います。それは掘ってきたそのままの土「原土」をフルイにかけて、石などを取り除いたものなのです。
この鉢は、あえて原土を使って造りました。ただし原土だけで作ると、水がザルのように漏ってしまいますので、細かい土で造って、その上から原土を手で塗りました。
それを灰被りの場所で焼いたので、コゲと自然釉でたいへん美しい作品に仕上がりました。これはフォルムはあえて平凡な形にし、素材の面白さを強調した作品です。だから「さしみ」といったのです。わたしが編み出した手法なので、こんなことをやっている人はいないでしょうね。
因みに直径は57cmです。
[PR]
by sueki-k | 2008-10-11 16:57 | 作品紹介

作品紹介その2《須恵扁壺》

きのうはわたしの大学の先輩に連れられて、新宿で飲みました。
歌が歌える飲み屋に行き、10代から20代にかけてはやった懐かしい歌をたくさん歌いました。といってもカラオケではありません。そこのママがピアノで伴奏を弾いてくれるのです。ここはやはり東京ですね、こんな店は群馬県にはありません。c0178008_16153358.jpg
きょうの作品紹介は《須恵扁壺》
きのうの話の続きになります。
作品を作る前段階でわたしは、紙にスケッチをします。結構膨大な数のスケッチをしますが、それだけでは細かいところがなかなか分かりません。そこでこぶし大の小さな作品を造ります。こぶし大ですと、どんな形でも好きなように造れるので、可能性が広がります。なにしろ焼き物は立体ですので、スケッチだけだと分からないことが多いのです。この小さな作品のことをエスキースといいます。このエスキースの中で面白そうなものを、中くらいの大きさで造ります。それがきのうの作品達です。その中から更に良さそうなものを大壺として造ります。それがいま出品しているこの写真の《須恵扁壺》です。この壺の高さは47cm、大きいでしょう?
こんな大きな作品をどうやって造るかというと、これはきのうの中壺と同じで、ロクロを使います。でも一気にこんな大きな壺を挽けるわけではありません。わたしは大壺を挽くときは14kgくらいの土を使って、一気に挽き上げ、翌日少し硬くなってから、土の紐を積んで、それを更にロクロで挽き、仕上げます。それだけだと、単なる丸い大壺ですので、それを変形して、土を足したりたたいたりしながら仕上げます。代表作という意味では、この大扁壺は典型的な代表作でしょうね。因みにこれは1回目の焼きが気に入らなかったので、2回焼いています。この作品の面白いところは、ただ置いといても彫刻のように鑑賞でき、また花や枝ものを活けてもすばらしく活けられるというところでしょうか。
[PR]
by sueki-k | 2008-10-10 17:41 | 作品紹介