陶芸家の森の日々                      ~佐藤火圭(けい)ワールドへようこそ!

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カテゴリ:ピアノ( 11 )

ピアノの話(3)何故難しい曲に挑戦?

最近は殆ど打っていませんが、20年以上前、遠野に住んでいた頃、囲碁をよく打っていました。あの頃が一番強く、6段くらいはあったでしょうか。県大会でベスト8くらいまで行っていました。今は打っていないから弱くなっています。
囲碁で上達する方法はいろいろありますが、一番いいのは、自分より少し強い相手と打つことです。
自分より強い相手と打つと、こちらが予想しない手を打ってきます。これ結構つらいです。自分より弱い相手と打つと、だいたいこちらの予想通りに打ってきます。
自分が予想しない手を打たれるのが、とても勉強になるのです。
ただし実力があまりかけ離れていても勉強になりません。相手の打った手の意味が理解できないからです。

さて、ピアノの話です。ピアノも同じと考えています。自分の実力より少し上の曲を弾くのが勉強になるのではないか、と。
「悲愴」は私の実力より明らかに上です。それは判っているのですが、心配なのは、実力より相当上なのではないかということです。だとすると、碁の話同様上達に関してはあまり良いことではありませんね。でもピアノには「上達」以外に「楽しむ」という要素があります。「楽しければいいのではないの?」ということもあり、そんなこんなで悲愴を弾いている訳です。これに関しては、書き足りないので近々続編を書きます。c0178008_22533680.jpg


これ、「悲愴」の2ページ目です。
この2段目まではゆっくりでいいのですが、3段目から早くなり、指が付いて行きません。このあともっと難しい箇所があり、その辺はごまかしています。

さて、10日もブログをやっていると頭が「ブログ脳」になって書きたいことがどんどん浮かんできています。
明日は音楽の話のついでに「北海道大学寮歌」を私が作曲した話です。お楽しみに。
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by sueki-k | 2011-11-07 23:02 | ピアノ

ピアノの話(2)何故ピアノを弾くのか

ピアノ(音楽)の楽しみ方はいろいろあって、聴くというのが普通でしょうか。
でも最近は歌などはカラオケなどで歌うのがはやっています。
聴くというのと演奏するというのは微妙に違います。これスポーツでも同じことが言えるかもしれません。

私がピアノを弾く理由は簡単です。
クラッシックというのは作曲家がいて、演奏家がいて、聴く人がいます。演奏家によって演奏は随分違います。私は直接作曲家と話がしたいのです。だから、私は新しい曲を弾くときに、CDを聴きません。楽譜から音楽を造っていきます。これが実に面白いのです。
今回の「悲愴」もなんとなくは知っていましたが、譜読みの時が一番感動的でした。ベートーベンと直接対話している気分でした。だから、私の演奏は創造ではなく、鑑賞なのです。なので人前で弾かなくても満足なのですが、でもせっかく弾けるようになったら、人に聴いてもらう方が良いのだろうなと思い、恥を忍んで弾いています。
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先日の演奏は前橋のユメスタジオというところで、ピアノはベーゼンドルファーという高級なものでした。私のレベルでは、弾くのがやっとで、その音色を楽しむ余裕はありませんでした。

さて私は無謀にも難しい曲に挑戦していますが、その理由を明日書きます。ピアノ3連チャンですね。
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by sueki-k | 2011-11-06 23:29 | ピアノ

ピアノの話(1)発表会

ここのところ、連続ブログになっていますね。
きょうで連続8日目です。この調子で暫く続けます。

先日、日曜日《10月30日)にピアノの発表会がありました。
私はベートーベンの「悲愴」を弾きました。大作です。

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私には死ぬまでに弾きたい曲が3曲あります。
ドビッシーの「月の光」、ベートーベンのピアノソナタ「悲愴」、ショパンの「幻想即興曲」です。
「月の光」はすでに弾いたことがあるので、今回は2曲目の挑戦となりました。
この曲、今年の1月から練習し始めました。10ヶ月練習したことになります。勿論暗譜して臨みました。でも、10月は東京で個展があり、丸々1週間練習ができず、更に高知へも行きましたので、練習不足でした。その割にはまあまあの出来だったでしょうか。1回だけちょっと止まってしまいましたが・・・

せっかくですので、明日は何故ピアノを弾くのかをお話します。
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by sueki-k | 2011-11-05 21:01 | ピアノ

上州音楽会

10日連続のブログ、3日目です。

上州音楽会というのに出て、モーツアルトのソナタを弾いてきました。
でも散々でした。多少間違っても止まらなければ成功と思っていましたが、途中止まってしまいました。言い訳になりますが、練習不足と上がってしまったからです。
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上手な人が多いのにはビックリしました。上手というより、プロまたはセミプロなのです。リサイタルとか演奏活動をしている人が6,7人いました。また出演者18人中10人が男性というのもビックリでした。
それにしても何故上がるのでしょうか。
私は50人や100人くらいの人前で話せと言われても、全然平気で話せます。講演も何回か頼まれたことがあります。テレビ出演も全然上がりません。ところがピアノは格別です。だって、シーンとした会場で、皆が私の演奏に注目するのです。これが上がらずにいられましょうか。講演ならば冗談を言ったりしてはぐらかすことができます。ところがピアノはそうはいきません。
上がって演奏しているときは苦痛です《オレは何故こんな苦しいことをしているのだろう。》そういう気になります。でもそうやって恥をかいて上達してゆくのでしょうね。
きょう、フィギアスケートのニュースをしていましたが、あれの緊張もすごいでしょうね。でもそれを乗り越えた彼女たちの精神は鍛えられていると思います。オレも見習わなくては・・・
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by sueki-k | 2010-12-26 23:12 | ピアノ

縁は自分で引き寄せるもの(byけい)

先月の窯焚きから、窯出し、コンサート、そして初の「窯出し展」とめまぐるしく時が過ぎました。
その間とその後で、ピアノを人前で3回弾く機会がありました。
とにかく、人前で上がらないためには、数多く弾くに限ると思っているので、チャンスがあると積極的に弾くようにしています。
4月29日に我が家で野外コンサートがありました。1部と2部の間が30分あったので、ピアノを縁側の近くまで出して、演奏しました。シューベルトの「即興曲変イ長調op.142-2」で最近練習している曲です。観客は70人くらいで、さすがに緊張しました。
5月5日に高崎の私の知り合いの家でピアノ愛好会《アルペジオ》の発表会があり、同じ曲とメンデルスゾーンの無言歌の中から「朝の歌」の2曲を演奏しました。観客は4人でしたので、全然緊張しませんでした。
そして一昨日の5月9日、横浜まで行って演奏して来ました。私の友人でライターの女性がいます。彼女はピアノを習っていて、今度発表会があるから出て、と要請がありました。で、横浜まで行ってきました。「海の見える丘公園」という素敵な場所に「イギリス館」というのがあってそこでの演奏です。観客は20人くらいだったので、やや緊張した程度でした。
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ここが「イギリス館」です。

ところで、5年前にピアノを習い始めて、ピアノの縁がどんどん広がります。
私のところでは1、2年に1回程度演奏会をやり、ピアノの演奏会はなかったのですが、習い始めてから急にピアノの演奏会が増えました。4年前にジャズピアノのコンサートがあり、3年前にもジャズピアノがあり、2年前はクラッシックピアノのコンサートをしました。今回はコーラスグループでしたが、来年4月29日はまたジャズピアノのコンサートをします。
また、ピアノ愛好会からの誘いがあったり、ピアノ発表会への誘いがあったりで、弾く機会が増えています。
この原因は、私が5年前に「よし、10年後にリタイタルを開こう」という無謀な計画をしたからだ、と考えています。大きな計画を立てると、人生の流れもそれに従います。
じつは、ピアノだけでなく、仕事でもそれを感じています。
その逆もありうるので人生油断してはなりません。なにもやる気の無い人はそれなりの流れになるでしょう。
人生は自分で造るものですね。
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by sueki-k | 2010-05-11 21:05 | ピアノ

ピアノ合宿(byけい)

きょう、あすと我が家でピアノ合宿です。
去年9月、我が家でコンサートをした岩田海希さんとその弟子のナオちゃん、そして私の3人です。
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いや、ピアノっ奥くが深いです。単に楽譜通り弾ければ良いというものではありません。普通ヴァイオリンは音を出すのが難しく、ピアノは誰でも音を出せると思うでしょう。でもピアノも弾き方で音が全然違ってくるのです。それと、ピアノは指だけで弾くのでなく、体全体で弾くということを教わりました。
これはピアノだけでなく、ロクロもスポーツもいろいろな分野で言えることかもしれません。ただそう頭で理解しても実践はなかなか理屈どおりにはできません。明日も一日あるので、じっくり教わることにします。
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by sueki-k | 2009-07-30 23:45 | ピアノ

ピアノの効用(byけい)

きょうはピアノ愛好会《アルペジオ》の発表会がありました。
私はドビッシーのアラベスク第2番を弾きました。実力不相応の曲なのでたいへんでしたが、なんとかごまかしました。
会場は榛名町の福祉施設「新生会」で行われました。なにしろ今我が家まで来るのは危険ですからね。
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ピアノは精神的にも肉体的にも様々な効用があります。
私は2000年に「小花瓶2000展」というのを全国で催しました。その時仕事をしすぎて右手の中指を壊していまいました。朝起きると中指が真っ直ぐにならないのです。左手を使ってなんとか真っ直ぐにし、ごまかしながら仕事をしていました。心配なので鍼灸師のところへも通いましたが、治らないので諦めていました。2年半前の7月からピアノを習い始めたのですが、その時心配だったのは、この中指でした。もっと悪くなったらどうしよう。でも奇跡的に習い始めて数ヶ月で治ってしまったのです。5年以上苦しんだのが嘘のようです。なにしろピアノは全部の指を平均して動かす訳だから、それが良かったのでしょうね。
手と脳みそは繋がっているといいます。人類の脳の発達は2足歩行と同時です。手と脳は一緒に発達したので繋がっているらしい。密教では手で印を組みます。これは脳を刺激するためです。小さい頃忍者の真似をして、手で印を組みました。あれはどうも落ち着くためらしいですね。おまじないではないのです。つまり、ピアノをしているとボケ防止になると思います。
勿論、精神的にもいいに決まっています。いい音楽を繰り返し弾くわけですから・・・
また、人前で弾くととても緊張します。私は100人くらいの人の前で話してもあまり緊張しませんが、ピアノを弾くときには不思議なほど超緊張します。なんで俺はこんな苦しいことをしているのだ、とも思います。でもこの緊張もいい影響があるでしょうね。
そういう訳で皆さんにもピアノをお勧めします。《アルペジオ》にも入ってください。
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by sueki-k | 2009-01-25 19:57 | ピアノ

ピアノの発表会がありました(byけい)

今年結成された、ピアノ愛好会《アルペジオ》の発表会が本日ありました。記念すべき第一回です。この会に関しては10月17日のブログに詳しく書きました。
メンバーは只今7人ですが、今回の出席者は5人でした、が、ひとり飛び入りで弾いてくれた人がいたので、6人の演奏になりました。
曲目は、ショパンのワルツ9番「別れ」、ショパンノクターン20番遺作、シューマン「トロイメライ」、バッハ「パルティータ6番トッカータ」などです。私はショパンの子犬のワルツとヘンデルのサラバンドを弾きました。
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3年前の7月からピアノを正式に習い始め、2月に発表会がありました。私は100人くらいの人達の前でもあまり上がらずに話せます。1時間話せといえば難なく話すことが出来ます。だから発表会もまあ大丈夫だと思っていました。ところがです!弾いていくうちにどんどん手が震え出し、頭の中は真っ白。手の震え方は尋常ではありません。弾いた曲はドビッシーの「月の光」最初はやさしいが、途中が超難しい。その時に手の震えが最高潮に・・・でも不思議なことに止まることなく最後まで弾けました。終わったときの先生のほめ言葉「あれだけ震えていて、よく最後まで弾けましたね」本当です。よく最後まで弾けました。弾いている最中思ったことは、何故俺はこんな馬鹿げたことをしているのだろう、ということでした。なにもお金を出してまでこんな苦しいことをしなくてもよいのに・・・
でも悔しいから、なんとか上がるのを克服しようと決心しました。やり方は簡単。慣れるのが一番。それ以来、私はうちに来たお客は、気の毒ですが私のピアノを聴かないと帰さない、という風に、とにかくお客が来たら聴いてもらうことにしました。その甲斐あってか、きょうはそれほど上がりませんでした。
上がるという生理はなんでしょうね。自意識過剰なのでしょうか。心理学的にはどう解釈されているのでしょう。上がらない方法はあるのでしょうか。分からないことだらけです。どなたか教えてください。
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by sueki-k | 2008-11-09 20:03 | ピアノ

続・私のピアノ遍歴(byけい)

きょうは、明日からのグループ展「榛名山麓工芸展’08青山河」の搬入に行ってきました。詳しくは明日、写真入りで書きます。きょうは昨日の続き、ピアノの話です。
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3年前に正式にピアノを習い始めました。その時思ったのは、よし、俺は10年後にリサイタルをやろう、ということでした。そう、私は66歳を目標にリサイタルをやろうと計画しています。無謀というか無茶というか・・・でもやりますからね。旧榛名町にエコールという文化会館があります。そこの500人のホールを満杯にするというのがつまらない目標です。プロはお金を取っても聴きに来る。シロートはそれは無理。だったら、お金を払うわけにはいかないので、私の作品を記念品に出して、来て貰おうかな。そうすれば満席になるでしょう。
プログラムも決めてあります。第一部は色々な曲。ドビッシーの「月の光」、ベートーベンの「悲愴」、メンデルスゾーンの「ボルガの舟歌」、他。第二部はいろいろなコラボレーッション。歌と私のピアノ伴奏、ベートーベンのバイオリンソナタ「スプリング」、息子達との合奏、私のピアノと歌等。第三部はショパン特集、最後の曲は幻想即興曲。ここまで決まっています。
というわけで、私が66歳になったらピアノリサイタルをやります。なにしろ来世は音楽家ですからね。(10月15日のブログ参照)
皆さん是非聴きに来てください。
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by sueki-k | 2008-11-02 21:51 | ピアノ

私のピアノ遍歴(byけい)

どういう訳か私の家にはグランドピアノがあります。私がお金持ちだからではありません。お客様に貰ってしまったのです。私がピアノが弾けるというので頂いたのですが、ピアノを貰いに行ったら、今の家が付いてきてしまった、その辺のドラマは別の機会に書くとして、きょうは何故私がピアノを弾くようになったのかをお話します。
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ピアノを弾けるというと、小さい頃から習っていたというのが普通でしょうが、私の場合は違います。私が初めてピアノを弾いたのは中学3年の時でした。音楽の教科書に「ボルガの舟歌」というメンデルスゾーンの歌があって、下に小さく伴奏が載っていたのです。それを弾いてみたら何となく弾けたのですね。楽しくなって、高校に入学してから、ピアノは無理そうだったから電気オルガンを買って貰いました。バイエルという初級の教本を買ってきて、自己流で全部終えました。
それからは、ソナチネアルバムとかエリーゼのためにとか要はピアノ遊びをして楽しみました。いや、面白かったですね。だいたい右と左が別の動きをすることとか、小指を使って弾くとか、モーツアルトのいかにもモーツアルトらしい曲とか、すべてが新鮮でした。
30代の時に初めて先生について、一年ほど習いました。その時やったのがショパンのワルツ第3番。また40代の時も一年くらい習ったでしょうか。そのときもショパンで、有名なノクターン第2番。
さて50代になって、お客様からグランドピアノを頂いて、私は考えました。このまま死んで行くのはもったいない。ちゃんとピアノと向かい合おうか。そう思って56歳の時に正式にピアノを習い始めました。
この続きは明日。
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by sueki-k | 2008-11-01 14:28 | ピアノ