陶芸家の森の日々                      ~佐藤火圭(けい)ワールドへようこそ!

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窯出し

きのう、灯油窯の窯出しをしました。
今年、高崎の街中で陶芸教室を開いたこともあり、最近は生徒の作品が増えました。それはそれで楽しいことでもあります。
こんな感じです。
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賑やかです。が、まだみんな小さいものなので、迫力はありません。
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しかし、です。
生まれて初めて作ったものというのは貴重ですし、思いがこもっているものです。

私の経験を話すと、私が生まれて初めて作ったのは、札幌でした。この話は長くなるので、いずれ詳しくお話しますが、21歳の時、北海道大学にいて、丸山公園で抹茶茶碗を作りました。その黒楽の茶碗は今でも残っています。今取り出して見ても、当時の思いが伝わってきます。作品の良さというのは、どれだけ思いが伝わるかです。その意味ではその茶碗はいい茶碗です。勿論技術的には稚拙ですが、作るのが楽しくて仕方ないという茶碗なのです。極端な言い方をすると、今の私はこの茶碗を越えられていないかもしれません。そこはプロの悲しさです。つまり技術があるので、それで作ってしまうのですね。
教室をやっていてその辺が面白い。皆が一品物を必死に作っているわけです。
私も見習わねば・・・
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by sueki-k | 2014-04-01 20:28 | 窯焚き&窯の話