飲み屋で出会ったY氏が翌日被災地を案内してくれました。
私は車で行ったので、自分で見て歩こうと思っていましたが、Y氏に案内していただいてラッキーでした。というのも、ちゃんと見るポイントがあって、無駄なく歩けたからです。もう一つ、進入禁止のところもY氏の顔でフリーパスでした。お陰で普通では見られないところも見ることが出来ました。
一昨日の写真は、ある全滅した部落の一部です。もう4ヶ月半経っていますが、いまだに異臭がします。そこはほぼゼロメートル地帯で後ろが崖になっているので、逃げられなかったようでした。
上の写真は堤防のカケラです。津波の威力を語っています。こんなコンクリートを壊してしまうのです。水は柔らかいイメージですが、一気にくると硬いのですね。よくプールに下手に飛び込むと胸が赤くなります。あれと同じなのでしょう。
いわきには海水浴場がたくさんありましたが、放射能のせいで数十年は使えないでしょう。
美しい海を見ていると痛々しいですね。