陶芸家の森の日々                      ~佐藤火圭(けい)ワールドへようこそ!

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灰被り(byけい)

今、毎日ペーパー掛けというのをやっています。
穴窯で焼いたものは、すべてサンドペーパーを掛けます。薪の窯でしかも基本は釉薬を掛けないので表面がザラザラです。なので、すべてサンドペーパーで磨きます。
これ時間もかかるし、結構大変ですが、楽しくもあります。というのも、ペーパーを掛け水で洗うと見違えるようにきれいになるからです。特に灰被りのものは、灰を落とし磨いて水洗いすると、すばらしい色が出現することがあります。
写真は灰被りの花瓶です。
c0178008_2151164.jpg

これ、釉薬をまったく掛けていません。
作って、乾かして、窯に入れるだけです。ただし、灰被りは薪をくべる足元に置きます。薪がバンバン当たるところです。すると灰が熔けてガラス状になります。そして、写真のような美しい色になるのです。
灰被りはリスクが大きく、一窯で数点しか取れません。故に値段は他のものの倍くらいします。でもそれだけ価値もあります。
明日はついでなので、灰の話をします。
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by sueki-k | 2011-06-08 21:13 | 焼物の一般的な話