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陶芸家の森の日々                      ~佐藤火圭(けい)ワールドへようこそ!

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灰被り(byけい)

今、「窯出し展」というのを我が家でやっています。(明日5日までです)
窯出しした状態は普通は見られません。それをそのまま見せるというのが窯出し展です。
この中で、見ごたえがあるのが、灰被りです。
写真は灰被りの筒花瓶です。
灰被り(byけい)_c0178008_21502345.jpg

この花瓶は、釉はなにも掛けていません。
ロクロで挽き、乾かして、そのまま窯に入れて焼いたものです。
皆さん、灰はもう熔けないと思うでしょう。でも、灰は高温(1100度~1200度)になると熔けてガラス状になるのです。なお且つ、薪の種類で色が変わります。
この花瓶の色もいろいろな要素で変化して、複雑な色を呈しています。
焼物は奥が深いです。
by sueki-k | 2011-05-04 21:57 | 作陶