人気ブログランキング | 話題のタグを見る

陶芸家の森の日々                      ~佐藤火圭(けい)ワールドへようこそ!

suekinokei.exblog.jp
ブログトップ

日本みつばち(byけい)

我が家の回りは今、いろいろな植物が元気に育っています。
実生の山芍薬が今年初めて花をつけ、クマガイソウが咲き、フデリンドウが咲き、その他、ユキザサ、マムシグサ、スズラン、アマドコロ、ホウチャクソウ、桜草などが咲き、それらは今終わりつつあります。今咲きつつあるのは、ギンランとエビネです。
ところで、この写真は何だと思いますか?
日本みつばち(byけい)_c0178008_002918.jpg

これはですね、日本ミツバチの巣です。
私はずっと日本ミツバチを飼いたいと思っていました。それが先日実現してしまったのです。念じていると実現するのだと本当に思います。
皆さん、蜂蜜とかミツバチのイメージはどんなでしょうか。
実は、ミツバチのイメージは西洋ミツバチです。西洋ミツバチは明治時代にヨーロッパから導入されて今まで飼われてきました。西洋ミツバチは長い間改良された、一種の家畜です。ミツバチマーヤのイメージは完全に西洋ミツバチです。ところが日本には日本在来のミツバチがいるのですね。これは家畜化されていません。ちょっとたとえると、西洋ミツバチは豚、日本ミツバチは猪ということになるでしょうか。
最近問題になっていることがあります。それは西洋ミツバチが原因不明でどんどん死んで行くことです。それでミツバチに受粉を期待している農家が困っているというのです。これは家畜化して純潔を守ってきた弊害ではないかと私は思っています。
これで連想するのは今問題になっている宮崎県の牛です。なんでも1匹の種牛が何十万頭もの子牛を生んでいるらしいですね。これって良くないことです。今、生物の多様性ということが叫ばれていますが、まさに逆行です。人間にたとえると、優秀なアインシュタインの精子を何十万人の女性に種付けするみたいなことです。そんなことをしたら人類は良い方向にはいかないでしょう。
おっと、話がそれました。その話はまた別の機会に詳しくします。
日本ミツバチを飼いたいと思っていたら先日実現してしまったのです。先日温泉に行って、脱衣場で雑談をしていたら、その人がなんと何十年も日本ミツバチを飼っていた人でした。私が欲しいといったら早速、翌日巣を持ってきてくれました。それが写真です。
日本ミツバチの蜂蜜もいただきました。これが超美味しいのですね。
巣を置いてまだ1週間くらいですが、もう蜂が入っていました。さて、どうやって蜂蜜をとるのでしょうか。楽しみです!
by sueki-k | 2010-05-28 00:32 | 動物