陶芸家の森の日々                      ~佐藤火圭(けい)ワールドへようこそ!

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窯詰め2日目(byけい)

窯詰めが2日目になりました。
うちの窯は穴窯といって、原始的な窯です。斜面にカマボコを伏せたような形態で、中は階段状になっています。全部で8段あり、うしろから詰めてきて、きょうはうしろから5段まで詰めます。
写真は前から4段目(つまり、うしろから5段目)の一番上。秋の日本伝統工芸展に出品予定の大壷を載せました。あとの隙間はこれからです。
c0178008_21203746.jpg

1段は幅50cm、8段で4mですか。プラス燃焼スペースがあるので、窯の長さは5mくらいでしょう。
一番前に薪を放りこんで焼くのですが、火がうしろまで届かないので、横から薪を放り込む口を設けています。薪を放り込む場所にも作品を入れます。それを「灰被り」と言い、とても面白い作品が出来ます。横焚きの場所も灰被りが出来るので、2箇所の灰被りが出来ることになります。
私の作品の代表は「須恵器」ですので、公募展に出す作品は灰被りにしません。写真のように棚を組んで一番上に入れます。というのも火というものは上に行きますから。上が良い場所なのですね。
今年の日本陶芸展や東日本伝統工芸展に入選した大鉢は、3段目の一番上に入れたものです。
今回の大壷はじっくり時間をかけて造りました。ある意味で私のこれからの人生がかかっています。最高の焼きにしたいものです。
明日の夜火入れをし、6日間の窯焚きがいよいよ始まります。
あと一日、最後の力を振り絞っての窯詰めです。
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by sueki-k | 2009-04-12 21:36 | 窯焚き&窯の話