陶芸家の森の日々                      ~佐藤火圭(けい)ワールドへようこそ!

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窯は4種類ある(byけい)

きょうは、今年最後の灯油窯の窯焚きです。
ゆうべは夜中の2時まで窯詰めをしていました。
今窯焚きをしていて、丁度1150度くらいです。1300度まで上げます。
1300度で火を止めるかというと、そうではありません。「ネラシ」というのをします。1300度を暫くの間維持し、ゼーゲルコーンというのをのぞいて、それが倒れたら火を止めます。ゼーゲルコーンに関しては別の機会に話します。c0178008_20574081.jpg
きょうの話は、窯は4種類ある、という話。
窯の種類はたくさんありますが、燃料から見ると、大雑把に4種類あります。
まず、薪の窯。昔から大半は薪の窯でした。石炭の窯というのもないわけではありませんが、これは少ないので数には入れません。
次に灯油の窯。うちの窯はこの窯です。焚き方は結構難しい。苦労しています。
ガス窯というのもあります。私が30代で独立したとき、この窯を買いました。20年以上ガス窯を焚きました。
最後に電気窯があります。現代はこの窯が一番多いでしょう。これの利点は炎がでないから、ビルの中でもやれるということです。東京の陶芸家は殆どこの電気窯でしょうね。
解りやすくいうと、薪は固体、灯油は液体、ガスは気体、電気はエレクトロニックスということです。難しさは薪、灯油、ガス、電気の順でしょうか。そして、面白さはやはりその順なのです。
フランスの諺にこういうのがあります。
Ce qui m'est difficiel m'est interessant. というのがあります。訳すと、「私にとって、
難しいことが面白い」となります。そうです。難しいほうが面白いのです。
そういう訳で、私の2つの窯は穴窯(薪窯)と灯油窯なのです。
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by sueki-k | 2008-12-22 21:41 | 窯焚き&窯の話